テレビは子どもに悪影響?テレビを上手に活用する2つのポイント

2018.08.10 櫻井 恵美子 しつけ・教育

Photo by Shutterstock.com

子どもにテレビを見せ過ぎてはいけないと思いつつ、子どもも見たがるし…と、つい見せっぱなしにしてしまい罪悪感を持った経験は、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。テレビは子どもにとって悪いものだと一概に言い切れるのでしょうか?今回は、子育てにおける、テレビを上手に活用するためのポイントについて考えてみましょう。

テレビやDVDの長時間視聴は、子どもに悪影響?

Photo by Shutterstock.com

日常的に、テレビを長時間見て過ごしている子どもは、友達との関わりが苦手だったり、言葉が少なくなったりする、といわれています。しかし、その科学的な根拠が存在しているわけではないようです。とはいえ、子どもの社会性や言語能力は、他人との関わりの中で育くまれるもの。ですから、一方的な刺激であるテレビを長時間ひとりで見ていることが多い子どもは、どうしても、ママやパパ、他の子どもとの関わりが少なくなり、結果として、社会性や言語能力の発達に影響が出てくる可能性を否定できません。

だからといって、なるべくテレビは見ないように、とパパやママが考えても、多くの場合、子どもが自分でテレビをつけてしまったり、DVDを持ってきて「これが観たい」と訴えてきたりします。親にとっても、子どもがテレビを見ていてくれれば、その間に家事をスムーズに終わらせることができますが、テレビがなかったら「ママ、遊んで~。」という子どもをなだめながら、家事や食事の支度をこなさなければなりません。生活からテレビやDVDを排除しようとすると、親子共々がストレスを感じてしまいそうですよね。

テレビやDVDを上手に活用! 2つのポイントとは

Photo by Shutterstock.com

①  見せっぱなしにしないで、親子のコミュニケーションツールとして活用する。
日中、ママひとりで家事も育児もこなさなければいけない時、テレビは心強い助っ人です。家事をやりたい時には、テレビに子守を任せてもいいのではないでしょうか。その代わり家事が終わったら、ママも子どもの隣に座って一緒にテレビを見ながら、「おもしろいね」と子どもと気持ちを共感し合ったり、「ネコちゃんが出てきたね」など会話を楽しんだりしましょう。親子で共感したり、コミュニケーションを楽しんだりすれば、それはテレビやDVDからの一方的な刺激ではなくなります。大切なのは、テレビやDVDを見せないことではなくて、子どもひとりでテレビやDVDを見せっぱなしにしないことです。

 

②  ルールを決めて、テレビを消しましょう。1日の活動にメリハリを!
テレビは悪者ではありませんが、一日中テレビをつけっぱなしにすることはやめましょう。見たい番組だけ観る、DVDはひとつ観たらおしまいにする、食事中はテレビをつけない、夜8時になったらテレビは消す、など、「家族共通のルール」を決めて、ママやパパも子どもと一緒にルールを守りましょう。テレビに子守を任せている間に家事を済ませたら、その後は公園や子育て広場などに行って、思いきり遊ぶなど1日の活動にメリハリを付けることが大切ですよ。

子どもはテレビが好きですが、それ以上に公園に行ったり、ママやパパと一緒に遊んだりするのが大好きです。テレビを見せること自体に罪悪感を持つよりも、一日の活動にメリハリをつけ、親子でのふれあいや関わりの時間を多く持つ、ということに意識を向けながら、テレビを上手に活用していければいいのではないでしょうか。