絵本の読み聞かせ ~ママやパパも絵本の世界を楽しみましょう~

2018.06.10 櫻井 恵美子 しつけ・教育

Photo by Shutterstock.com

子どもは絵本が大好きです。お気に入りの絵本ができると、絵本を持って来て、「読んで~」とママやパパに繰り返し読み聞かせをせがんできます。World Mommy でもたくさんの絵本を紹介していますが、多くの絵本は、絵だけでなくストーリーやテーマに添った文章が書かれています。

絵本の読み聞かせは、どんな風にすればいいのでしょうか。今回は、絵本の読み聞かせについてお伝えします。

教育的効果を期待するより、絵本の世界を一緒に楽しみましょう

Photo by Shutterstock.com

絵本の読み聞かせというと、言葉が豊かになる、想像力が育まれるなど、教育的な効果を期待してしまいがちです。実際、絵本の読み聞かせにはそういった効果があります。

ですが、絵本の読み聞かせで得られる一番の効果は、子どもと大人が絵本の描く世界を共有することで、一緒にその世界を楽しめることです。大好きなママやパパにお気に入りの絵本を読んでもらい、絵本の世界を一緒に楽しむことが、結果として、上記のような教育的効果に繋がっていくといえるでしょう。

ですから、ママやパパは色々と考え過ぎずに、まずは、絵本の世界を子どもと一緒に楽しみましょう。

「これなぁに?」でお話を読み進められなくて…

Photo by Shutterstock.com

絵本のページをめくるたびに絵を指差して「これなぁに?」と、お話を中断してしまう子もいるでしょう。そんな時、お話を読み進められずにママやパパはイライラしていませんか?絵本はストーリー通りに読み進めなければいけないものではないのです。例えば、子どもがかわいい花の絵を指差して「これなぁに?」と質問してきた時には、「これはお花よ、とってもきれいね。いい匂いがするかしら?」など、お話を中断して、子どもの問いかけに対してママやパパは自由に応えてあげましょう。

絵本は、ストーリーを楽しむだけではなく、親子のコミュニケーションツールにもなります。絵本の世界を感じながら、子どもとたくさん会話をしましょう。ママやパパが子どもの問いかけに応えてあげることで、子どもは安心し満足します。日々そのように接していくことで、子どもの知識は自然と増え、想像力や言語能力も養われていくのです。

大好きな絵本を、子どもは何度でも楽しみたい

Photo by Shutterstock.com

お気に入りの絵本を読み終わった途端に「もう一回!」とせがまれた経験が、ママやパパにもあるのではないでしょうか。子どもは気に入った絵本が出来ると、何度も繰り返し「読んで」とせがみます。ママやパパは、いろいろな絵本を読んであげたほうがいいのでは? と思ってしまいますが、子どもは「今、この絵本を読んでほしい」のです。そんな時は、子どもの求めに応じて、繰り返し何度でも読んであげましょう。ママやパパが自分の求めに応じてくれるそのこと自体が、子どもの安定感を生み出します。

丸暗記するほど繰り返し同じ絵本を読んでもらったとしても、子どもは何度でもその世界を楽しむことができるのです。その子なりのこだわりを持った場面について、予定されたお話の展開を楽しんでいるのでしょう。

大好きなパパやママに絵本を読んでもらう時間は、子どもにとって、とても幸せな時間です。教育的効果を期待し過ぎるよりも、親子の時間として、絵本の素敵な世界を子どもと一緒に楽しんでくださいね。

<関連記事>

面白さが違う!絵本の読み聞かせ
寝る前はママ、冒険モノはパパ

読み聞かせは子どもにどんな効果があるの?
カナダで推奨されているホームリーディング