むくみ&便秘の解消法

2018.06.08 望月 ライチ 妊娠・出産 育児・健康

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出産は女性の体に劇的な変化をもたらす大転機。体内で赤ちゃんが育つ妊娠中はもちろんのこと、大きく育った赤ちゃんが外に産まれ出た後の産後にも、子宮や骨盤の位置を元に戻そうとするダイナミックな変化が起きます。特に産後の6カ月の間は、体が産前の状態に戻ろうとする働きが強くなるといわれていますが、赤ちゃんのお世話で忙しく母体の体調管理がおろそかになったり、頻回な授乳で睡眠不足が続くなどして、マイナートラブルがいろいろと生じがちです。

筆者の場合、産後すぐに現れたのがひどい「むくみ」でした。もともとむくみ体質だったこともありますが、産後1週間ごろ、指で押すと跡がつくくらいのむくみに。当時は自分の体に気を遣う余裕などなく、「脚、どうしたの?」という家族の指摘で気づきました。

お湯を張った洗面器に足をつけて温め、オイルマッサージをすることですぐに解消できたので、血液やリンパの流れが悪くなっていたのでしょう。マッサージには、リラックス効果の高いとされるアロマテラピー用のエッセンス(精油)を数滴混ぜたオイルを使い、足先からふくらはぎへと、心臓に向かって血液やリンパを流すようにして足全体をほごしていきました。家族に手伝ってもらってもいいと思います。

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 <アロママッサージにおすすめの精油例>

※妊娠中に使ってもいいとされる精油からチョイスしています。

  • クラリセージ
  • サイプレス
  • サンダルウッド
  • ジュニパー
  • ゼラニウム
  • マージョラム
  • ユーカリ
  • ローズ

加えて、むくみ対策として、下半身に血液やリンパをためないように、「足の下に丸めたタオルなどを置いて寝る」「時々足首を回すといったストレッチをする」など、産後の生活の中で無理なくできる習慣をとりいれていきたいですね。

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むくみのほかにも、運動不足によって便秘になりがちなお母さんも多いようです。腸は子宮に近い臓器なので、産前産後にはお通じになんらかの変化を感じることは自然ですね。また、赤ちゃんが気になってゆっくりとトイレに行けなかったりと、生活そのものがあわただしくなり、排便のリズムが整いにくいことも原因になります。また、授乳が始まると母乳の生成に体内の水分が使われるため、産前より便秘になりやすくなるそう。こまめな水分摂取を心がけながら、繊維質を含む食品を積極的にとるなどして、お通じを促すような生活を意識するようにしましょう。

また、便秘解消には適度な運動も効果的。朝起きたらベッドに仰向けになったままひざを立て、左右に足をパタンパタンと倒すなど、無理なくできるエクササイズを試してみましょう。産後の体型戻しや腰痛予防にもつながり、体を少しでも動かすことでリフレッシュにもなります。

むくみや便秘がひどく、つらい状態が続く時には、自己判断せずに早めに医師に相談することも忘れずに。

<参考文献>

『最新 はじめての妊娠&出産』(北川道弘監修、主婦の友社)

『いちばんためになるはじめての妊娠・出産』(小川隆吉監修、成美堂出版)