2人目育児
上の子の赤ちゃん返りにはどう対処?

2018.02.22 櫻井 恵美子 しつけ・教育

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ママが2人目の赤ちゃんをお腹に授かったり、弟や妹が産まれたりした後などに、上の子が赤ちゃん返りをして大変、とよく聞きますよね。赤ちゃん返りは、弟や妹ができた時に限らず、引越しや保育園・幼稚園への入園など、環境の変化をきっかけに引き起こされることもあります。

今回は、ママの妊娠や2人目が産まれた際に起こる、上の子の赤ちゃん返りについてお伝えします。

赤ちゃん返りの例

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  • 今までできていたことをやらなくなり、「ママやって」が多くなる。
  • 反抗的になって、「いや」「やだ」が多くなる。
  • 夜泣きをするようになる。
  • 抱っこを求めてきたり、べったりと甘えてきたりする。
  • 赤ちゃんを叩く。
  • 赤ちゃんに授乳しようとすると怒る、嫌がる。

赤ちゃん返りと聞くと幼児に見られるものと思いがちですが、たとえ小学校に通うくらいの子どもであっても、下の子が産まれるというのは大きな環境の変化になります。ですから、上にあげたような振る舞いをしなくとも、爪を噛む、オネショをするといった、小さい子どもとは違った形でのサインが見られることもあります。

赤ちゃん返りはなぜ起こる?

赤ちゃん返りが起こるのは、その子の気持ちを不安にさせる出来事が起こっている時です。不安だから、ママに安心させて欲しいのです。また、ママの関心を引き、自分に愛情を注いでもらうために赤ちゃん返りは起こります。決して、ママを困らせるためではないのです。

どう対処したらいい?

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ですから、赤ちゃん返りへの一番の対処法は「子どもの不安な気持ちを取り除いてあげること」「子どもが愛情を感じられるように接すること」になります。

これは私の子育て体験ですが、我が家では赤ちゃんが泣いた時に、「赤ちゃん泣き出したね。お腹空いたかな?どうしよう?」と、上の子に問いかけ、「抱っこしてあげて」「おっぱいほしいのかなぁ」と上の子が答えてから、赤ちゃんを抱き上げることを心掛けていました。こうすることで、ママは赤ちゃんを優先しているのではなく、僕(私)がそう答えたから赤ちゃんを抱っこしたんだ、と上の子に納得してもらうことができたのです。そして「あなたの言う通り、赤ちゃんお腹空いていたみたい。よくわかったね。ありがとう!」とちょっと大袈裟なくらいに上の子をほめるようにしていました。

赤ちゃんをパパや祖父母に預け、上の子と2人きりでコンビニにおやつを買いに行くなど、たった20分くらいの短い時間であっても「上の子だけのママになる時間」を作ってあげると、上の子もうれしそうでした。

赤ちゃん返りの対処法として、「上の子の相手をしっかりとしてあげましょう」とよく言われます。ですが、赤ちゃん返りの振る舞いが子どもによってそれぞれ違うように、効果のある対処法もそれぞれです。それに、出産後であれば赤ちゃんのお世話などでママもくたくた、無理はできませんよね。

上の子に「あなたが大好き」「あなたがいてくれて、ママは幸せ」と言葉や態度で伝えましょう。上の子をハグしてあげる、赤ちゃんが眠っている間に一緒にお絵かきをする、赤ちゃんをパパに任せて上の子とゆっくりお風呂に入る、意識して「ありがとう」と上の子に感謝の気持ちを伝えるなど、生活のなかで、上の子への言葉遣いや接し方を少し工夫してみることが、大切なのではないでしょうか。

無理せず自分のできる範囲で、子育てを楽しんでいけるといいですね。