添い寝は何歳まで?
添い寝のメリットと注意点

2017.07.13 まきじゅん 育児・健康

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日本をはじめアジア諸国では、乳幼児と添い寝をするママが主流ですが、欧米では乳児からベビーベッドで寝かせ、さらに親とは別の子ども部屋で寝かせている場合が多いです。

そのため欧米では、夫婦の寝室から赤ちゃんが見守ることができるベビーモニターがよく売れています。以前は音声のみだったのですが、最近はカメラ付きが多く、専用モニターやスマートフォンで赤ちゃんの泣き声や寝ている様子が確認できるのです。また、ママがマイク越しに語りかけられる機能が付いていて、遠隔操作で赤ちゃんをあやすことができるものもあります。

添い寝をする・しないは、文化や家庭環境の違いもあるので、どちらが良いとは一概に言えないのですが、近年は、欧米でも添い寝のメリットに注目されるようになってきています。

赤ちゃんと添い寝をするメリット

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赤ちゃんとママの添い寝のメリットは、何と言っても、いつでも赤ちゃんのそばに居てあげられることです。

ママと赤ちゃんが一緒に寝転んで、母乳を与えながら寝かしつけをすることができますし、夜泣きの際も、わざわざ別室へあやしに行かなくても、すぐ隣で赤ちゃんを安心させてあげることができます。

また、赤ちゃんにとっても添い寝はメリットがあります。まだ話せない赤ちゃんにとって、泣くことは自分の気持ちをママに伝えるコミュニケーションです。「お腹が空いたよ」「オムツが気持ち悪いよ」「寂しいよ」など、隣にいるママがすぐに汲み取って対応してくれることで、赤ちゃん自身の承認欲求が満たされます。それが安心感や絆につながってくるのです。

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3~4歳を目安に、ひとり寝を考えてみる

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添い寝は、何歳頃にやめるべきか。

添い寝にメリットがあるとはいえ、あまり続けすぎると夫婦関係に悪影響が出てしまいます。3~4歳頃を目安に、少しずつひとり寝を進めて行くと良いでしょう。

まず、添い寝はあくまで寝かしつけのためとします。就寝時間が近づいたら、ベッドや布団で絵本を読み聞かせるなど眠る準備を始め、子どもが眠りについたら親は別の寝具で眠ります。

このとき、あまり厳格にしなくても大丈夫です。子どもは小学生になっても、時には寂しくなってママと一緒に寝たがることはあります。少しずつ一人で眠れるようにしてあげれば良いのです。

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添い寝の注意点

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最後に、乳児との添い寝における注意点をお伝えします。

それは窒息死です。

特に新生児や月齢の浅い0歳児は、顔の上に大人用の掛け布団がかぶさると、自分で取り払うことができません。寝具が赤ちゃんの鼻と口をふさいでしまい、呼吸ができなくなってしまうのです。また柔らかい敷布団やマットレスや枕を使っている場合も、うつ伏せになった時に鼻と口をふさいでしまいます。これらを防止するためには、固めの布団を使う、赤ちゃん用の掛け布団を使うなど、注意が必要です。

また、もうひとつの盲点が、親の寝返りです。
下に赤ちゃんがいることに気づかず、押しつぶしてしまうのです。自分の何十倍も体重がある大人が上に乗っかることで、赤ちゃんは完全に身動きが取れず、呼吸困難に陥ってしまいます。

添い寝にリスクがあるとは言っても、ひとり寝にもリスクがない訳ではありません。乳幼児は思わぬ事故を起こすことがあるので、そうした可能性を知っておくことがまずは大切です。

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