おこづかいは何歳からあげたらいい?
子どもの金銭感覚を育てるには

2018.05.11 佐藤 麻依子 しつけ・教育

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子どもが大きくなってくると、おこづかいをどうするべきか悩みますよね。生きていくうえで、お金の価値や使い方を学ぶのは大切なこと。だからこそ、子どもにはしっかりとした金銭感覚を身につけてもらいたいもの。この金銭感覚を育てるのに役立つのが、「おこづかい」です。

では、おこづかいは、何歳から、どのくらいの金額で、どのようにあげたらいいでしょうか?

おこづかいをあげるのは「何歳」からがいい?

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おこづかいをあげる年齢は、「○歳からが良い」といったきまりはありません。めやすとしては、「数字がわかるようになってから」。ほとんどの家庭では、算数を学ぶ小学校低学年(6~7歳)から渡し始めることが多く、就学前に渡している家庭は少ないようです。

ただ、子どもが就学前の場合でも、「お買い物ごっこ」や「一緒に買い物に行く」ことで、お金の使い方を教えることはできます。「なぜお金で物が買えるのか」「どうやってお金で物を買うのか」などを理解できるようになったら、おこづかいを渡し始めてもよいでしょう。

おこづかいをあげる「タイミング」と「金額」

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おこづかいをあげるときは、「いつ」(タイミング)と「いくら」(金額)を決めましょう。タイミングには、3つのタイプがあります。

  • 定期・定額制(月・週・日ごと)

「定期・定額制」は、おこづかい制を習慣化させるのに役立ちます。定期的にお金がもらえるので、使う計画は立てやすくなりますが、何もしなくてもお金がもらえると感じてしまうことがあります。

  • そのつど制(必要なとき)

「そのつど制」は、あげる回数や金額が予測できないため、計画が立てにくいと言えます。「必要なときはいつでもおこづかいをもらえる」と思ってしまうと、金銭感覚が養われにくいかもしれません。

  • 報酬制(おてつだいをしたとき)

「報酬制」は、「労働の対価としてお金がもらえる」ということを教えることができます。ただ、「お金がもらえないと手伝わなくなる」こともあるようです。

このように、それぞれにメリットとデメリットがあるので、親の考えや子どものタイプに合った方法を選びましょう。

また、「いくら」あげるのがよいのかも悩むところですよね。これにもきまりはありませんが、あげすぎは禁物。年齢に応じて、「子どもが管理できる金額」を渡すのがよいでしょう。

ちなみに、金融広報中央委員会*1の資料「おこづかいをもらう頻度・金額(2015年度/平成27年度)」*2によると、おこづかい(月1回)の金額の平均値は、小学校低学年で1,004円、中学年で864円、高学年で1,085円となっています。

上手なおこづかいの渡し方

おこづかいを渡すときは、子どもの目を見て「大切につかってね」とひと声かけて、直接手渡しましょう。テーブルに置くなどして、間接的に渡さないようにします。そして、子どもには、「ありがとう」と言って受け取ってもらうようにしましょう。直接、受け渡しをすることで、お金は大切に扱うものと子どもに理解してもらえます。

お金の管理ができる子に育てるには

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子どものお金の使い方は、タイプによってさまざまです。

もらったらすぐに使い切ってしまう子や、使わずに貯めておく子もいるでしょう。「使うだけ」「貯めるだけ」のどちらかに偏ってしまわないように、「使う」「貯める」をバランスよくやっていけるようにするのも親の役割です。そのためには、「何がほしいのか」「いくら必要か」「いつまでに貯まりそうか」を子どもに考えさせて、計画を立ててもらうのがよいでしょう。

また、お金を管理できるようにするには、「おこづかい帳」をつけることをおススメします。最初のうちは、親子で一緒に楽しみながら進めてみましょう。おこづかい帳をつけることで、早いうちからお金の管理方法を身につけることができます。

おこづかいをあげる時期、金額、渡し方にはいろいろな考えがあり、きまりはありません。その家庭に合った方法を選択してみてくださいね。

※1 金融広報中央委員会は、都道府県金融広報委員会、政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体等と協力して、中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動を行っている。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/gaiyo/iinkai.html
https://www.shiruporuto.jp/e/

※2https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kodomo_chosa/2015/pdf/15kodomo.pdf