子どもにはどんな枕がいい? 何歳から必要? 
そもそも、子どもに枕は必要なの…?

2018.05.13 北野 啓太郎 育児・健康 ママ・パパ通信

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子どもに枕って、必要? 不必要?

こんにちは。男性視点の子育てサイト「パパやる」を運営する北野啓太郎です。
今回は、わが家の枕奮闘記をお伝えします。 色々調べて、色々試して、行きついたのは…。

赤ちゃん用のドーナツ枕を試したり、長い枕でママと共用してみたり

 

日本のベビー用品店には、必ずと言って良いほど赤ちゃん用のドーナツ枕が並んでいます。真ん中部分にくぼみがある枕です。僕たち大人は枕を使って寝るので、「赤ちゃんは、このドーナツ枕を使って寝るんだな」と、深く考えずに、わが家でも使ってみました。

ドーナツ枕を使うと、まだ寝返りが打てない赤ちゃんの頭の向きを固定しやすくなります。仰向けにしてみたり、少し横に向けてみたり。ただ、枕が無い方がのびのびと気持ちよく眠れるのではないかと考え、すぐに使うのをやめてしまいました。

そうこうしているうちに、息子はうつぶせ寝を好むようになりました。赤ちゃんによっては、うつぶせ寝にしたほうが落ち着く子もいるとのこと。しかし、うつぶせ寝には窒息や突然死の危険があります。そこで、敷き布団を固いものにして、いつも大人が同じ部屋にいるようにしなければなりません。我が家では、寝かしつけのときに一時的にうつぶせ寝をさせて、ぐっすり寝始めたら、そっと仰向けにしていました。ちなみに、うつぶせに寝かせると、頭のかたちが良くなるといわれていますが、根拠はないようです。

また、ママが添い寝をしながら夜中に授乳することが日常だったので、夜は大人用のロング枕をママと共用することもありました。 この場合も、ママの体が赤ちゃんを圧迫しないよう、十分に気を付けました。

子どもの枕は、10歳頃からで良い!?

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あるとき「きちんとした子ども用の枕を買おう」とリサーチを始めました。すると意外なことがわかりました。

赤ちゃん・子どもの枕については、様々な意見があったのです。枕は乳児からは不要、5歳からでいい、10歳になるまで要らないなど。まるで違う意見があったので、一体どれを信じれば良いのかわからない状況でした。

なぜ意見が分かれるのかというと、「そもそも枕は背骨のS字カーブを支えるために必要であり、子どもの背中は10歳頃になるまでS字を描いていないので不要」ということなのです。

寝返りが激しくて、どちらにせよ枕は意味がない

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「枕は何歳から必要なのか?」

この答えは、思わぬところから出ました。息子の寝返りが日に日に激しくなり、一晩中あっちこっちに転がりながら寝ているのです。寝相が悪過ぎて、枕があっても意味が無いことがわかりました。

ちなみに、息子が通う保育園ではお昼寝用にひとり一組ずつ専用の布団があるのですが、枕はありません。保育園では「園児に枕は不要」と考えているのですね。ちなみに保育園には、0歳から6歳までの子どもがいますよ。

結論、子どもに枕は不要。でもタオル枕が便利

 

わが家では、枕の代わりにタオルを使っています。何も無くて良いのですが、息子がパパやママの真似をして欲しがるので、少し長めのタオルかバスタオルを折りたたんで枕がわりにしています。

このタオル枕は、実はとても便利ですよ。

乳幼児の頃は、寝ているときに吐くことがよくあります。そんなときにタオルがあると布団やベッドが汚れるのを防ぐことができます。0〜2歳の頃は、折りたたまずに長く広げていました。3歳の今は、2つに折って枕にしています。寝相が悪くて、やっぱりあまり意味はないんですけどね。

子どもの枕は「なし」、もしくは「タオル」で十分だと思います。乳児の頃は、寝ているときに柔らかい物体やふわふわした寝具が顔に覆いかぶさってしまわないよう、特に注意してください。例えば、枕、キルト、羽ふとん、ぬいぐるみなどをベビーベッドに置かないよう、気を付けましょう!

〈参考文献〉

『育育児典』2007年 岩波書店 毛利子来 山田真