2歳から楽しめる! 簡単♪手作り鯉のぼり

2018.05.03 まきじゅん ライフスタイル ママ・パパ通信

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新緑が美しい5月、日本では男の子の成長を祝う「端午の節句」があります。端午の節句に行うと良いと言われることはいろいろありますが、童謡にもなるほど親しまれているのが、「鯉のぼり」です。

江戸時代から始まった、男の子の成長を願う伝統的風習

鯉のぼりとは

鯉のぼりとは、鯉を模した筒状の幟(のぼり:細長い布の端につけた輪にさおを通し、立てて標識とするもの。旗の一種。)のことで、男の子が生まれた家の庭やベランダに立てられます。生命力の強い鯉のように、男の子が困難に負けず立派に育つよう願いを込めて行われるこの風習は、300〜400年前、江戸時代ごろから始まったと言われています。

武家社会であった江戸時代。家督を継ぐ者として、男の子の存在はとても貴重なものでした。武家に男の子が生まれると「無事に成長し、立派な武士になるように」という願いを込めて、家に幟を立てたのです。

一方で、町民文化の発展も著しかった江戸時代。中期ごろになるとこの風習をまねて、和紙で作った鯉の幟を立てる、鯉のぼりの風習が庶民の間で広まり、現代に受け継がれていると言われています。

なぜ、鯉になったのか。その由来は、中国の古い伝説にあると言われています。昔、中国の黄河上流に登り切ると竜になれるという竜門があり、鯉だけがそれを成し遂げ竜になったと伝えられており、親たちは、この伝説のように鯉のぼりを屋根に立てることで、男の子が健康に育ち、出世するようにという願いを込めました。また、「わが家に生まれた男の子をどうぞお守りください。」という祈りを天の神様に伝え、守っていただく意味も含まれているとも言われています。

5月の心地よい風を受けて、空を泳ぐ鯉のぼりは、まさに男の子の成長を祝うのに欠かせないアイテム。

そこで、今回は小さな子どもたちも一緒に楽しめる、鯉のぼりの壁飾りの作り方をご紹介します。

2歳から楽しめる 鯉のぼりの壁飾り

【用意するもの】

・紙

・絵の具

・使い古したTシャツ

・輪ゴム

・セロテープ

 

【作り方】

1・使い古したTシャツを、大人と子どもの手のひらの大きさを目安にカットする。

2・小さい布を丸めて、大きい布で包み、輪ゴムで結ぶ。これで、たんぽの完成!

使い古したTシャツで作ったたんぽ

3・たんぽに絵の具をつけて、ポンポンと軽く叩くように、紙に鱗模様をつける。顔と尻尾になる両端は、色をつけずに残しておく。

たんぽに絵の具をつけたら、ポンポンとスタンプを押すように紙の上に色をのせていきます。

4・絵の具が乾いたら、セロテープで上下を張り合わせ、筒状にする。

5・黒く塗った紙を丸く切り抜いて目を作り、筒状にした本体に貼り付ける。

6・セロテープで壁に貼り付けたら完成‼︎

壁をスイスイ泳いでいる鯉のぼりの完成!

ポンポンと鱗模様をつけるところは、1歳からでもできると思います。子どもに色を選ばせてあげると喜びますよ。

私のおすすめは、仕上げにゴールドを加えることです。飾ったときに、光に反射して、とてもきれいです。本物の鯉のぼりもゴールドがよく使われていますね。

広島限定 鯉のぼりのもう一つの使い道

ところで、鯉のぼりといえば、私が住んでいる広島では、ちょっと変わった使い方をされています。それは野球の応援! 市民が熱烈に応援する「カープ」という名で親しまれる、地元プロ野球チームがあって、応援団は大きな鯉のぼりを振り回して応援します。カープ(Carp:鯉)の愛称が付けられたのは、広島市を流れる太田川が鯉の産地であること、広島城が鯉城と呼ばれていることなどがその理由です。

広島の子ども達は、本物の鯉のことは「タイタイ‼︎」(魚の幼児言葉)と呼びますが、鯉のぼりを見ると広島カープが連想されるからでしょう、「カープ‼︎」と大はしゃぎなのですよ。