つわりと、その向き合い方
優しく前向きな気持ちで過ごしましょう

2018.04.19 Keiko 妊娠・出産

Photo by Shutterstock.com

「もしかしたら妊娠?」と思うころから、多くの妊婦さんが経験する「つわり」。

今回は、つわりとその向き合い方についてお伝えします。

つわりとは?

Photo by Shutterstock.com

つわりとは、妊娠により生じるもので、空腹時の嘔気を主に、軽い嘔吐や匂いへの過敏な反応、食欲不振を生じる消化器系の症状です。

症状には個人差がありますが、全身がだるく感じる、頭痛やめまい、嗜好品の変化等、様々な症状がみられます。

時期は、妊娠6週頃より症状が出現し、12~14週頃には自然に消失することが多いと言われています。症状のほとんどは一過性ですが、妊婦さんの70%程が経験すると言われている一方、症状のない妊婦さんもいます。

(注)症状が重く、長期にわたる場合は、妊娠悪阻(おそ)といわれる治療の対象になることがあります。嘔吐がひどく、食事の摂取ができないときには医療機関を受診して相談しましょう。

なぜおきるのでしょう?

Photo by Shutterstock.com

つわりの原因は特定されておらず、様々な要因が考えられています。

多くの仮説では、妊娠に伴うホルモンの量の変化と、妊婦さんの心理的要因が大きく影響しているとされています。

心理的要因とは

例えば、心待ちにしていた妊娠であり、パートナーや周囲の環境が肯定的に支援してくれる環境に置かれているケースでは、妊婦さんは安心してマタニティーライフを送る環境に置かれています。この場合、少しの体の変化に大きな不安を抱えなくて済むかもしれません。

一方で、予期せぬ妊娠であることから、一人で全てを抱え込み、様々な不安を抱えている状況では、少しの身体症状が大きな不安を誘うことになるかもしれません。

心と体は密接に関係しているので、安心してリラックスしている心理状態と、不安を抱えている心理状態では、おおきな違いがあることは想像に難くないでしょう。

そして、環境により様々な心理的揺さぶりを受けるとはいえ、実はそれをどう受け止めているかという個人的な受け止め方も、つわりの大きな要因であると考えられています。では個人的な受け止め方とはどのようなことを示すのでしょう。

個人的な受け止めかたとは

1人1人のお母さんの「こころの持ちよう」が個人的な受け止め方につながります。

とても恵まれた環境に置かれている妊婦さんの場合、安心した気持ちで周りに思う存分甘えることができると考えることもできます。この場合、ちょっと気分が悪くてもゆっくり休めるという考えから、気分が悪いという気持ちを過敏に察知し、なんだか症状が重たいと敏感に受け止めることもあるでしょう。

一方、自分でなんとかしなければならないと考えている妊婦さんの場合、しっかりしなくてはという強い責任感から、小さな症状をたいしたことないと受け止め、やり過ごすことができることもあるでしょう。

つまり、どんな環境に置かれているかということで、心理的要因はもちろんのこと、それをどう受け止めて対応するかという受け止め方次第で、自覚症状が変化してくる可能性があるということになります。

つわりとの向き合い方

Photo by Shutterstock.com

置かれた環境や、その受け止め方は、人それぞれです。つわりは、妊娠したことによる体の変化ですので、ご自身の体とお腹の赤ちゃんをいたわりながら、優しい気持ちで前向きになれるように工夫してみましょう。不安なことがある場合は、パートナーやご家族、必要であれば職場や医療機関で相談をし、1つずつ心配事をなくしていきましょう。

つわり対策

  • 仕事や家事で無理をしない
  • 食べ易いものを食べたい時に摂取する
  • 固形物が摂りにくい時は、ゼリーやヨーグルトを
  • 食べ易いものをメモしておく
  • 食べたくない時でも水分はこまめに摂取する
  • 甘えられる人には甘えさせてもらう
  • 不安は溜め込まず一つずつ解消していく
  • 母親や友人など、経験者に相談してみる

お母さん1人1人が、心地よいマタニティーライフを送ることができますように。