手づかみ食べの大切さ

2018.03.26 Chama mam しつけ・教育

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どんな子も一度は通る道、手づかみ食べ。離乳食が進むと、赤ちゃんにも自分で食べ物をつかんで食べたいという欲求が出てきて、手づかみ食べをするようになります。でも、まだまだ上手に口に食べ物を運ぶことができないので、食べ物がテーブルの上や床の上に散らかってしまいます。ママやパパは汚される事がストレスとなり、ついつい自ら食べさせてしまうことがあるのではないでしょうか?

そこで今回は、手づかみ食べはなぜ赤ちゃんにとって必要か?についてのお話と、スプーンやフォーク、お箸などへの適切な移行時期についてのお話をします。

手づかみ食べはなぜ必要?

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どんな子どもも、初めは不器用です。五感からのいろんな刺激により、少しずつ色々な機能が発達していきます。手や指先で触ってみて、温かい、やわらかい、手から落ちちゃった…など、様々な経験を重ねる事で、手や指の機能が発達し、だんだんと器用にお箸を持てる手になっていきます。手づかみ食べは、赤ちゃんの必要な成長のステップなのです。

手づかみ食べが始まるのは、離乳食後期、赤ちゃんの食事が一日3回になった頃。ママやパパは、食事の後の片付けが少しでも楽になるよう、袖付きのスモックタイプのお食事エプロンを着せたり、床に新聞紙を敷いたりといった対策をして、子どもに手づかみ食べをさせましょう。

まずは手全体を使って鷲づかみ

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次に、子どもの手の発達についてご紹介しましょう。赤ちゃんは、手づかみ食べから、どのようにスプーンやフォーク、お箸を使えるようになっていくのでしょうか。

まだ器用に指先が使えない赤ちゃんは、指の全てを使って鷲づかみで食べ物を口へと運びます。初めは鷲づかみにした食べ物を口に入れるのも赤ちゃんにとっては大変なこと。口へと運べても手が開かず、握ったままで口に食べ物が入らないという事もあるのです。発達につれて、指が開き、口に食べ物を上手に入れる事ができるようになってきます。

鷲づかみからお箸を使えるようになるまで

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指三本でつまんで食べる

鷲づかみで食べる事に慣れてくると、今度は指三本を使ってつまんで食べられるようになってきます。少しずつ指先が器用になってくるのです。この指三本が上手くできるようになってきたら、初めてスプーンやフォークを持つ時期といえるでしょう。

スプーンやフォークは上から握って持つ

スプーンを握って持つという行為も子どもにとっては難しいこと。スプーンを持てても、空いているもう一方の手でつまんで食べている事も多いでしょう。子どもの気分の良い時に、一緒にスプーンの手を持ち、口へと運ぶ練習をしていきましょう。練習を重ねるうちに、自分で口へと運べるようになってきますが、スプーンはまっすぐ運び、口を結んだら真っ直ぐ引き抜く事を伝えていきましょう。

上から握る事が上手くなったら下から持ちへ

今度は下から持ちへと移行してゆく時期です。その際には鉛筆を持つように中指の上にスプーンやフォークをのせて、口へと持っていくようにします。

下から持ちが上手くなったら

ここで初めて、お箸への移行時期といえるでしょう。お箸は子どもの意欲がある時に、無理なく進めていきましょう。上手く持てないと子どももイライラ、大人もイライラしてしまいます。やりたいという意欲のある日に無理なく進め、お箸で食べ物を上手くつかむ事ができたら沢山褒めていきましょう。

ママやパパは、赤ちゃんの「自分で食べたい!」という気持ちを大切に、出来るかぎり自由に、そして無理なくスプーン、フォークやお箸への移行をすすめていってくださいね。