フォローアップミルクとは?
育児用ミルクとの違いについて

2018.01.27 櫻井 恵美子 育児・健康

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聞いたことはあるけど、実はよくわからない、というママ・パパが多いフォローアップミルク。今回は、育児用ミルクとは何が違うの?いつから飲ませていいの?絶対に必要なものなの?といったフォローアップミルクに関するママ・パパの疑問にお答えします。

育児用ミルクとフォローアップミルク、何が違うの?

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簡単にいうと、育児用ミルクは母乳の代わり、フォローアップミルクは牛乳の代わりです。

育児用ミルクは、赤ちゃんの発育成長に必要な全ての栄養素がバランスよく含まれています。ですから、生まれてすぐの赤ちゃんが母乳の代わりに飲んでも、育児用ミルクだけで赤ちゃんが健やかに育つことができるのです。

一方のフォローアップミルクは、離乳食によって成長に必要な栄養のほとんどを取ることができるようになった赤ちゃんに、この時期に不足しがちな鉄分やカルシウム、ビタミンなどを補うことを目的として作られたものです。赤ちゃんの成長に必要な全ての栄養素が含まれているわけではありません。

フォローアップミルクを飲ませるのはいつからいつまで?

フォローアップミルクを飲み始めるタイミングは、生後9ヶ月以降で、赤ちゃんが離乳食を一日3回食べられるようになってからが目安です。ミルク缶には生後9ヶ月~3歳頃までと記載されていますが、1歳を過ぎ牛乳を飲むようになったら、フォローアップミルクは必要ありません。

絶対に飲ませないといけないもの?

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育児用ミルクを与えず母乳のみで育てているママのなかには、「9ヶ月を過ぎたら、フォローアップミルクを絶対に飲ませないといけないの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。フォローアップミルクは、離乳食では摂取しきれない栄養素を補ってあげることが目的なので、3回の離乳食をバランスよく食べ、鉄分やカルシウムが十分に取れているようであれば、フォローアップミルクを無理に与える必要はありません。今まで通り、離乳食+母乳でいいでしょう。

また、母乳と育児用ミルクの混合、もしくは育児用ミルクのみで育てているという場合も、9ヶ月以降の赤ちゃんに、育児用ミルクを今まで通りに飲ませ続けてはいけないということはありません。育児用ミルクは、全ての栄養素がバランスよく含まれていることから、フォローアップミルクには切り替えず、1歳の誕生日頃まで育児用ミルクを使い続けるママたちもいます。

ただし、育児用ミルクは甘くてカロリーが高いので、食欲を妨げる可能性があります。離乳食の食べ具合を見ながら、育児用ミルク、フォローアップミルク、牛乳をうまく組み合わせて、赤ちゃんが必要な栄養素を摂ることができるよう、心掛けましょう。

こんな使い方も!

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フォローアップミルクは離乳食作りに取り入れることもできます。例えば、牛乳の代わりに使ってパンケーキを焼いたり、ポテトに混ぜてマッシュポテトにしたり。離乳食に取り入れていくことで、毎日の食事の中でカルシウムや鉄分を手軽に補ってあげることができます。

大切なことは?

大切なのは、今、目の前にいる赤ちゃんを見て、離乳は順調に進んでいるか、元気に育っているかを、ママ・パパがしっかりと赤ちゃんの様子を見たうえで判断していくことです。ミルクのことに限らず、疑問に思ったこと、不安に思ったことは、ひとりで抱え込まず、掛かりつけの小児科医や健診の時などに専門家に相談し、臨機応変に対応していってくださいね。