1歳半からはじめる睡眠のリズム作り
子どもの昼寝は何歳頃まで? 

2017.12.12 World-Mommy 編集部 育児・健康

Photo by Shutterstock.com

夜、子どもがなかなか寝てくれないのは辛いですよね。

数十分から1、2時間の細切れで眠ったり起きたりを繰り返す赤ちゃんは、生後6ヶ月頃になると次第にまとまって眠るようになってきます。母乳やミルク、離乳食の量が増えてきてお腹が空きにくくなったり、眠りが深くなったり、昼と夜の区別がつくようになったりするためです。

そして1歳半頃になると、眠ったり起きたりの繰り返しではなく、いよいよ夜の睡眠と昼寝にリズムが出来てきます。

さて今回は、そんな子どもの睡眠に注目。昼寝と夜寝のバランスについてお伝えします。

年齢別、1日に必要な睡眠時間

Photo by Shutterstock.com

まず、乳幼児に必要な年齢別の睡眠時間を知っておきましょう。

もちろん、その日の疲れや体調で眠りは変化しますので、あくまでも目安として把握しておいてください。年齢が低いほど、必要な睡眠時間は長くなります。

  • 【生後4~12ヶ月】 12~16時間(昼寝を含む)
  • 【1~2歳】 11~14時間(昼寝を含む)
  • 【3~5歳】 10~13時間(昼寝を含む)
  • 【6~12歳】 9~12時間
  • 【13〜17歳】 8〜10時間

参考:米国睡眠医学会(JCSM)

https://aasm.org/resources/pdf/pediatricsleepdurationconsensus.pdf

昼寝は「2時間」「午後1時から3時まで」のリズムを作ろう

Photo by Shutterstock.com

次は、昼寝の時間について。

1歳半頃になったら、昼寝は「1日1回」「2時間まで」を目安にしてください。これは好きなときに好きなだけ眠ると、夜、なかなか寝てくれなくなるからです。

昼寝の時間帯は午後の早い時間、午後1時から3時頃に行うと良いでしょう。夕方に眠ると、夜の睡眠に影響してしまうので注意が必要です。

子どもの睡眠時間には個人差がありますが、小学校入学前には、昼寝をしない生活リズムを作っておきたいところです。ただ、4、5歳になると、昼寝をしなくなる日が自然と出てきます。無理に昼寝をさせないようにするのではなく、ある程度自然に任せると良いでしょう。年齢を重ねるごとに昼寝はしなくなってきますよ。

余談ですが、近年、大人の昼寝が注目されています。20分程度の短時間の昼寝を行うと、午後の仕事の効率が上がるとの研究があるのです。オフィス内に仮眠室を設けるなど、昼寝を推奨している企業もあるほどです。科学的には何歳まででも昼寝をして良いというのが最近の考え方です。

とはいうものの、学校や会社では昼寝をしないことがまだまだ前提とされています。

1歳半頃から睡眠のリズムを作ろう

Photo by Shutterstock.com

睡眠は毎日のルーティーンですので、夜、決まった時間に寝て、朝、決まった時間に起きるのが理想です。「週末だから、夜更かしも寝坊もOK!」なんてことをしていると、睡眠のリズムが身につきません。夜の睡眠と昼寝のペースが出来てくる1歳半頃を目安に、できるだけ規則正しく就寝・起床させるようにしましょう。

ただし厳格に時間を守ろうと、夜、無理に寝かしつけをしようとすると、子どもはそれを察知して、眠るのを嫌がることが良くあります。

「早く寝なさい!」と、つい叱ってしまうこともありますが、叱ったからといって寝てくれる訳ではありません。それよりも、寝るまでの一連の流れを習慣化するほうが効果的です。

たとえば、夕食をとって、お風呂に入って、歯を磨いて、親子で遊んで、照明を少しおとしてベッドの中で絵本の読み聞かせをするなど。子どもは、いつもの夜を過ごすことで、スムーズに眠りにつけるようになります。満足と安心が得られるからです。

睡眠のリズムが出来てくると、ママやパパは夜のなかなか寝てくれないストレスから解放されますよ。