出産後に体型を戻したい!
母乳に影響しない効果的な方法は?

2017.08.20 Satomina 近藤 智美 妊娠・出産

Photo by Shutterstock.com

産後のママのお悩みの一つとして“永遠のテーマ”と言えるのが、妊娠・出産ですっかり変わってしまったボディラインを元に戻す「産後ダイエット」です。
妊娠中はお腹の赤ちゃんは守るために必要だった脂肪が、産後もなかなか落ちないとなるとちょっと気になりますよね。とはいえ、過度な食事制限をするのは母乳の出方や栄養にも影響するだけでなく、母体の体調不良も招きかねないので絶対にやめましょう。では、どんな方法があるの? 産後の体型戻しのヒントをいくつか紹介します。

水分を多めに摂取&血流促進

Photo by Shutterstock.com

授乳中は母乳によって水分が多く排出されるので、体内の水分が不足しがちに。結果、血流が滞りやすくなり、代謝が下がってしまうことがあるようです。
多めの水分摂取を心がけて、血のめぐりがいい体づくりを心がけましょう。水分摂取の際は、コーヒーや緑茶など利尿作用のあるカフェインを含む飲み物を摂りすぎると、かえって水分が排出されやすくなることもあるので、水やノンカフェインのハーブティーなどがおすすめです。

高脂肪食を食べ過ぎない

「お腹の赤ちゃんのために積極的に食べよう」と心がけていた妊娠中の食事習慣をそのまま続けていると、当然、脂質や糖質の摂取オーバーに。産後は心の状態も不安定になりがちでストレスから脂っこい食品に手が伸びてしまうことも。
意識的に食事内容を見直して、野菜、海藻、白米、魚、豆などヘルシーな食品をとるようにして。バランスのいい食事は母乳にもプラスの影響があります。

次ページ:ウォーキングやストレッチで無理ない運動を

 

ウォーキングやストレッチで無理ない運動を

Photo by Shutterstock.com

早く体型を戻したいから、といきなりハードなエクササイズを始めると体に無理を来してしまいます。寝る前にベッドでできるストレッチを5〜10分程度試してみたり、赤ちゃんと一緒に散歩しながらウォーキングを楽しんだりと、普段の生活の中でできる軽度な運動から始めてみましょう。
脂肪の燃焼は太ももなどにある大きな筋肉を動かすことで効果が期待できるので、例えば、歯みがきをしながらのスクワットもおすすめです。ただし、腰を痛めることがないように正しいやり方をチェックすることは忘れずに。

骨盤周りを矯正

産後に太りやすくなる一因として言われているのが、骨盤周りの歪みです。出産によって骨盤周りの骨格が微妙に変化し、周りの筋肉にも影響する結果、血流が滞りやすくなることがあるそうです。また、腰痛や全身のだるさなど不調の原因になることも。
日本では、そういった骨盤の歪みから来る不調を予防するための「骨盤矯正ベルト」を巻く妊婦&産後ママは少なくありません。
筆者も老舗メーカーの「トコちゃんベルト」を愛用していました。ここのホームページは、産前産後に役立つ運動が動画で紹介されていたりと情報も充実しています。

母乳をたっぷり与える

Photo by Shutterstock.com

最後に、実はこれが一番!と言われているメソッドを紹介します。それはズバリ、母乳をたっぷり与えること。
赤ちゃんが育つための栄養豊富な母乳を出すことは、それだけでかなりのエネルギー消費に。実際、筆者の周りにも「母乳をあげるだけでどんどん痩せていった」という人は何人もいます。母乳を与えるとオキシトシンというホルモンの分泌が高まりますが、このオキシトシンは子宮周りの筋肉を収縮させる効果も。赤ちゃんもお腹いっぱいで、ママもスッキリ。母乳がなせる神秘の力ですね。

<参考文献>