子どもがウソをつきます
どのように対応すればいいですか?

2017.03.04 佐藤 麻依子 しつけ・教育

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子どもはウソつきの天才?

「子どもはウソつきの天才?」と思うほど、よくウソをつきます。
歯をみがいていないのに「みがいたよ!」と言ったり、おかしをつまみ食いしたのに「食べてないよ」と言ってみたり。
子どもにウソをつかれると、親はとても悲しい気持ちになったり、ときには怒りがわいてきたりします。
子どもはどうしてウソをつくのでしょうか?

子どもはどんなときにウソをつくのか?

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子どもがウソをつく原因には、次のようなことが考えられます。

1. 空想や願望を言葉にしている

「昨日おふろでオバケを見たんだよ」と自分が空想したものをあたかも現実で見たかのように話すことがあります。
また、お友だちからディズニーランドに行ったと自慢され、自分も行きたいという願望から、「うちも今度行くよ」とウソをつくこともあります。

2. 自分を守るため

「本当のことを言ったら怒られる」「正直に話したら嫌われるかもしれない」という思いからウソをつきます。
これは自分を守るためのウソで、子どもに悪気はありません。

3. 親の気を引くため

「自分に注目してほしい」「認めてもらいたい」など、親の関心を引くために、実際とは違うことを話します。
「今日かけっこで1番になったよ」「先生にすごいねってほめられたよ」などとウソをついて、自分のことをアピールしているのです。

4. 親のマネをしている

「子どもは親の背中を見て育つ」と言いますが、親がよくウソをついていると、子どももそれをマネするようになります。
親が冗談のつもりで「ウソだよ~」と言ったり、子どもとの約束を破りがちだったりすると、自分もそのような行為をしていいんだという気持ちになります。

これらは、いずれも子どもに悪気はありません。
ただ、ウソには、「ついていいウソ」と「ついてはいけないウソ」があります。
幼児期の場合、ほとんどが問題にはならないウソですが、気をつけなければならないのは、ウソの内容です。
「人に迷惑をかけてしまった」「危険なことをした」などというときに、反省もせずごまかすためにつくウソについては、見過ごさないようにしましょう。

では、子どもがウソをついたとき、親はどう対応すればいいでしょうか?

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