苗場プリンスホテルで発見!
子ども&外国人にやさしいホテルの最新型

2016.10.31 望月 ライチ ライフスタイル 遊ぶ・食べる・泊まる

 

親子で「フジロックフェスティバル」に参加した体験レポートは、「親子で野外音楽フェス「フジロックフェスティバル」その魅力と必須アイテム」で紹介しました。その時、フジロック会場とは違う場所で、とても気になったポイントがありました。
それは宿泊した新潟県の苗場プリンスホテルの施設内の様子。

正面入り口から入ってチェックインをした時からまず目に留まったのは、ホテル内のあちこちにあるカラフルな案内板でした。

 

ピンク、オレンジ、グリーン、ブルーなど鮮やかな色を背景に示されているのは「Building 2」「Building 4」といった数字。そして、「ナイフとフォーク」「温泉」「ショッピングバッグ」「スキー」などシンプルなイラスト。聞けば、これは「誰にとっても一目でわかりやすい形を追求した案内板」なのだそう。

数字が示すのは、広大な敷地内に隣接するホテルの建物の区別。「Building 2」はすなわち「2号館」のことで、2号館はピンク、3号館はオレンジというふうに建物ごとに色分けして表示されているのです。
たとえば、オレンジ色の「ナイフ&フォーク」であれば、「3号館にあるレストランはこちら」という意味。文字情報をほとんど使わずに、シンプルな色とイラストだけで案内されることで、広い敷地内で迷うことがありません。

 

まさにユニバーサルデザインといえるこの案内板、導入したきっかけを伺うと「海外、特にアジアからの旅行客の増加」という背景があるのだとか。

 

良質な雪質を誇る苗場には年々アジアからの観光客が増えています。以前から多かった香港や台湾からの旅行客に加え、最近急増しているのが東南アジアからのお客様。宿泊客の多国籍化によって、英語や中国語だけの文字案内では間に合わなくなり、「どの国からいらっしゃったお客様でもわかりやすいホテル」を追求した結果、現在のシンプルな形に行きついたのだそう。

「外国人にもわかりやすい」ということは、まだ文字が読めない小さな子ども達にとっても「わかりやすい」ということ。つまり、ファミリーフレンドリーなホテルでもあるのだと実感しました。

 

実際、同ホテルには子どもが楽しめる多彩なアクティビティを四季を通じて提供しているとのこと。
夏には敷地内の緑地にテントを張ってキャンプ気分を味わうメニューや、池での「カヌーちょこっと体験」、親子で楽しめる昆虫探しなどの体験プログラムが人気。
さらに、これからの季節には日本最長の全長5481メートルを誇る8人乗りのゴンドラ「ドラゴンドラ」に乗っての空中散歩がイチオシだそうです。
紅葉の秋色に染まったダイナミックな山間をゆっくり楽しむ時間は、とっておきの親子時間になりそう。

 

旅の時間を豊かにするホテルも「ファミリーフレンドリー」の視点で選ぶと、子どもも大人ももっと笑顔になれるはず。今回は例として苗場プリンスホテルをご紹介しましたが、2020年の東京オリンピックに向けて、誰にとっても使いやすいユニバーサルなサービスを強化するホテルはこれからますます増えそうです。

写真提供/苗場プリンスホテル
ホームページ:http://www.princehotels.co.jp/naeba/