言葉はいつから?
発達過程には、個人差があります。

2017.11.26 さくや 育児・健康

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家族の真似をして大きくなっていく赤ちゃん。

テレビで、飼い主が電話口で応対している口調を、ペットのインコが真似しているのを観ました。言葉を発するインコは、発声器官の発達の過程に言葉を発することができるようになる理由があるようですが、ほかにも理由があるようです。人間も鳥も「生まれた後の子(ヒナ)が弱く、巣から動かずに親にエサをねだる」行動をする点です。親にエサをねだるために、いろいろな声が出せるようになったという説があります。人と鳥には、少なからず共通点があるようですね。

さて、人間の子どもの言葉の発達は、個人差が大きいのが特徴のようです。1才を過ぎてもなかなか言葉が出てこない、はっきりとした言葉を発しないなど、悩みを持つママやパパもいることでしょう。しかし、それまでの発達に問題が無ければ、いずれは話すようになるものですよ。

赤ちゃんから言葉が出始めるのはいつ頃?

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赤ちゃんから言葉が出始めるのは、生後2~3ヶ月頃からと言われています。ママやパパがあやすと視線が合い、良く笑うようになり、「アー」「ウー」などの喃語が始まる赤ちゃんもいます。喃語は言葉の原型といえるでしょう。機嫌良く喃語を出していたら、ママやパパはそれに答えて話しかけてあげましょう。

月齢が進むにつれて、少しずつ言葉は発達していきます。1歳頃で「ダァダァダァ」と意味の無い言葉でおしゃべりしたりするようになり、1歳半から2歳くらいまでに、少しずつ「マンマ」「ワンワン」など赤ちゃん言葉を1語ずつ発するように。2歳で2語、3歳で3語とつなげてお話をするようになるというのがひとつの目安です。

赤ちゃんの言葉は、ママやパパが無理に引き出そうとしても上手くはいかないもの。赤ちゃんに、たくさん語り掛けたり、絵本を読み聞かせたり。コミュニケーションを楽しみながら、日々を過ごしましょう。

3歳ぐらいまでは、言葉を話さなくても基本的に心配はいらないようです。実際、3歳から急に話し出した子が私の周りにもいます。

赤ちゃんに話しかけましょう

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会話が出来なくても、ママやパパが赤ちゃんに話しかけたり、赤ちゃんが感じているだろうことを言葉で代弁してあげたりすることを生活のなかで心掛けましょう。赤ちゃんが興味を持ったものを一緒に見ながら、「これはくまさんよ」、一緒に食事をしたら、「たくさん食べたね」「お腹いっぱいになったね」など。

赤ちゃんは、ママやパパなど周囲とのコミュニケーションのなかで言葉を少しずつ覚えていきます。

きちんと赤ちゃんの目を見て会話を楽しみましょう。

そうはいっても気にしておきたいこと

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赤ちゃんの言葉の遅れで気にしておきたいのは、難聴のような聴力障害や精神的な発育が関係している可能性がある点です。

言葉の遅れ以外に、音への反応が鈍い、周囲への関心をあまり示さないなどの気になることがある場合は、乳児健診を受けた際に訊いたり、また、小児科、耳鼻科を受診したりするなど、自己判断はせずに専門医に相談してみましょう。

3歳を過ぎると、大人のような会話をすることも

3歳を過ぎた頃から、急に大人っぽい言い回しをし始める子もいます。「べつに、それでいいんじゃない」「意味がわかりません」など…(笑)。生活の中で誰が言っていたのか振り返ってみると、該当者は家族の中にいたりするものです。これから先、更に生意気なもの言いが増えてきたとしても、まずはお子様の成長を喜びましょう。

≪参考文献≫

・インコはなぜしゃべれる? 朝日新聞デジタル

・ 『育育児典』(毛利 子来 (著)、山田 真 (著)、岩波書店)