子どもの病気「手足口病」に大人が感染すると大変なことに! パパの発症奮闘記

2017.10.31 北野 啓太郎 パパの育児 育児・健康

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2週間も寝込んでしまいました…。

こんにちは。男性視点の子育てサイト「パパやる」を運営する北野啓太郎です。

風疹、おたふくかぜ、溶連菌感染症、ヘルパンギーナなど、子どもがかかりやすい感染症は色々ありますが、先日、大人である僕が手足口病に感染・発症してしまいました。子どもの病気だと侮っていると大変な目に遭いますよ!

5歳以下の乳幼児が感染しやすい手足口病

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手足口病とは奇妙な病名ですが、その名のとおり「手」「足」「口」に症状が現れる病気です。主な症状は水疱で、手のひらに無数の水疱ができれば、痛さで物がつかめなくなります。同じく足の裏に水疱ができれば、痛くて歩けなくなります。また、口の中には口内炎が大量にでき、激痛で飲食が困難になります。

手足口病は、ウイルス性の感染症で、飛沫や接触により感染します。発症者の約90%が5歳以下の子どもで、保育園や幼稚園などの集団生活をしている保育施設で広まりやすいと言われています。

日本では、毎年夏をピークに発生していますが、日本に限らず世界中で流行しています。近年では、ベトナム、カンボジア、マレーシア、台湾、中国などで大流行しました。

大人だけど手足口病に2度も感染。毎回重症化!

 

発病のほとんどは子どもにも関わらず、僕は2度も手足口病にかかりました。息子が1歳のときと、3歳のときです。

僕は大人になってから、これまで一度も手足口病を発症したことがなかったのですが、子育て中は要注意ですね。保育園に通っている息子が感染し、家庭内で父親の僕にも感染したのです。子どもの病気に大人が感染すると重症化しやすい、とよく言われます。確かに息子は4〜5日で回復しましたが、僕は完治まで10日〜2週間もかかりました。

僕が感染した1度目は、ひどい口内炎に苦しめられました。ある日突然、口内炎が6つもできたのです。そして手のひらがモゾモゾするな……と思っていたら、ピリッと痛む水疱が手のひらにポツポツと出始めました。そして翌日、口内の酷さが増し、舌は真っ白になり、数え切れないほどの口内炎が発生しました。

朝、うがいもできず、水も飲めません。病院で処方された鎮痛剤を飲み、効いている間になんとか薄味のお粥が少し食べられる程度です。こうした口内炎がおよそ10日間も続きました。

また、2度目の感染時は、高熱にうなされました。幸い口内炎や水疱は少なかったのですが、40度近い熱が出て何日も苦しい思いをしたのです。このときは、手足口病の影響か、薬の副作用かどうかわかりませんが、手の力が入らなくなるという症状も出ました。まるで力が入らず、水道の蛇口をひねったり、フライパンを持ち上げたりできないのです。完治まで2週間もかかりました。

手足口病、感染ルートと予防方法

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手足口病は、風疹やおたふくかぜのように予防接種がありません。なぜなら、手足口病の原因となるウイルスは様々な型があるためです。また、手足口病には特効薬もありません。鎮痛剤や解熱剤、トローチなど、症状に合わせた対処療法が基本となります。

手足口病は、とにかく感染しないようにすることが大切なのです。感染ルートは、飛沫や接触ですが、具体的には以下のような場面があります。

  •  乳幼児が舐めたおもちゃを、他の子どもが舐める
  •  おむつ替えの際、便に含まれるウイルスを取り込む
  •  咳やくしゃみを、浴びる・吸い込む
  •  親子で同じ食器を使う
  •  キスをする

予防としては、飛沫や接触を避けるとともに、特に食事前などはしっかりと手洗いをすることが肝心です。

また、潜伏期間は3〜5日です。実際僕も、息子の手足口病発症から3日目に発病しました。

とにかく、手足口病は子どもの病気と侮らないようにしてください。流行時期は親子で感染しないよう、予防に努めましょう。

※参考:厚生労働省 手足口病に関するQ&A