うちの子ちょっとヘンかも?!そう感じたら、迷わず専門家に相談しましょう。

2017.10.13 KUMIKO 育児・健康

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まちがいなく目は見えている。耳も聞こえている。でもこの子、何かおかしい。そう感じた場合、その子は発達障害の可能性があります。

発達障害とは、子どもが発達していく過程で見られる行動や認知の障害の総称です。

『図解 よくわかる発達障害の子どもたち』から引用

知的障害が伴うものから伴わないものまで、とても幅が広く、学校や職場などの集団生活にスムーズに溶け込むことに困難を伴う場合もあります。

乳児の時に発達障害を見抜くには?

発達障害は、通常、保育園や幼稚園などの集団生活を始めてから発見されることが大半です。先生など第三者の目から見て、他の子供たちと少し違うということに気づくようになるからです。

0歳~1歳の乳児でも、発達障害を見抜けるヒントがあります。たとえば、

  • 顔をのぞきこんでも、目を合わせない
  • 動く人や物を目で追わない
  • あやしても喜ばない
  • 抱っこしてなど、かまってほしくて泣くことがない

これらのことからも分かるように、ダダをこねることもなくおとなしいので、親にとっては「育てやすい子」と感じてしまいます。これが落とし穴なのです。

できる限り早く気づいてあげましょう

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発達障害の発見は、早ければ早いほどいいと言われています。なぜなら、発達障害の子自身は、自分が他の子供たちとちょっと違うということに気づけないので、成長すればするほど、周囲(クラスメイトなど)との隔たりが深くなり、孤立感を強めてしまうからです。

まだ乳幼児の頃であれば、お友だちが「この子、変かも」と感じる前に、周囲に適応するための療育を始めることができるわけです。

だれに相談したらいいの?

では、自分の子が発達障害かもと感じたとき、だれ(どこ)に相談すればいいのでしょうか。

子供の場合、真っ先に思い浮かべるのは、小児科でしょう。でも、小児科はあくまで病気を診療・治療するところ。そもそも発達障害は、脳そのものの障害ではなく、脳の「機能」の障害であると言われています。手術すれば治るというようなものではありません。

相談先としてお薦めするのは、療育として発達障害児を支援している専門機関です。(小児科でも、発達障害を専門としているところもあります)

家庭でもできる発達障害対策とは?

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発達障害であると診断された場合、保護者の方の心配と不安は、想像するに余りあると思います。でも、家庭内でもできる療育はたくさんあります。特に言葉は脳の発達を大いに刺激します。たとえば、

  • 積極的に話しかける
  • 絵本を読み聞かせる
  • 喃語(赤ちゃん言葉)がたくさん出るよう、たっぷりあやしてあげる

初めは反応がないかもしれませんが、気長に根気強く続けてみてください。耳は聞こえているのですから、まちがいなく赤ちゃんの脳に届いているはずです。「アー」でも「バー」でも、たくさんの赤ちゃん言葉を引き出してあげましょう。

<参考文献>

『図解 よくわかる発達障害の子どもたち』 榊原洋一著 ナツメ社

『発達障害の子どもたち』 杉山登志郎著 講談社現代新書