子供の集中力はどれくらい?
集中力を伸ばすには幼児期からの環境が大切

2017.10.21 World-Mommy 編集部 育児・健康

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「うちの子供は集中力が無くて」という親の声は、特に子供が小学校に入った頃などに耳にするワードです。出来れば勉強や習い事などに集中して良い結果を出してもらいたい。そう願う親は多いでしょう。幼い頃からの習慣付けなどで子供の集中力を伸ばす事が出来るのでしょうか?

集中力の持続時間とは?

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一般的な大人の集中力でも40~50分程度で、その中でも完全に入り込めるのは15分程度。この15分の集中力の波を繰り返すと言われています。その繰り返す波に乗れるようになって、大学生になれば90分講義も受けられるようになります。

しかし、小学校低学年までの場合には15分程度で限界が来てしまうのが一般的。幼児向けのアニメなどは1話が短いと思いませんか?その理由は、幼児の集中力が持続する10~15分以内に完結にさせるように出来ているそう。

中には幼い子供でも、もっと長い時間ひとつの事に熱中している姿を見ますよね。それは、集中と脳のクールダウンを繰り返して、15分程度の集中の波に乗れているから。好きなことや興味のあることにはそうやって長時間向き合っていられるのです。

集中力を高める土台つくり

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子供にはそれぞれ個性がありますので、好きになるものや興味の対象はそれぞれ違うもの。ひとつの事に気持ちを集中しやすいタイプと、周りが気になってしまうタイプの子もいます。この集中力の土台は乳児期から小学校低学年くらいまでに作られると言われています。

それは当たり前のような普段の生活の中にポイントがあります。

・集中しやすい環境づくり

いつもテレビがつけっ放し、色んな音が聞こえて、散らかっていて色々なものが見えている部屋。スマートフォンやタブレットなど気になるものがすぐ手に取れる場所に・・・そんな状況では大人でも集中しづらいもの。幼児期の子供にとっては集中しやすい環境作りはとても大切です。整理整頓された部屋で、今使わないものは仕舞う癖をつけていきたいですね。

・睡眠不足は集中の敵

睡眠不足は集中力を阻害する大きな要因です。活動する時間に脳が目覚めている事が重要です。いつも夜更かしをして生活リズムが乱れてしまうと、本来目覚めている時間でも脳が活発に動いてくれません。幼児期から寝る時間と起きる時間を整えてあげましょう。

・メリハリのある生活

タブレットやスマートフォンを見ながら食事をするなど、つい大人もやってしまいがちですね。何かをしながら、別の事をするという癖は子供には覚えて欲しくないことです。大人も気をつけましょう。遊ぶ時間、食事の時間、テレビを観る時間、寝る時間、一日の中で生活にメリハリをつけてあげて下さい。一つ一つの行動に集中できるトレーニングにもつながります。ただし、幼い子供はすぐに飽きて別の事をしたがるもの。幼い頃は無理に強要するのではなく、子供が自然にその時間を過ごせるよう工夫してあげたいですね。

親と子供のコミュニケーションが重要

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これは子供の興味の対象を知るうえでもとても大切なことです。

子供も興味のあることや好きなことには集中しやすいはずです。例えば、あまり興味の湧かなかったことでも、親とのコミュニケーションを通して、新しい事を発見したり、知る楽しさや喜びを感じると子供も興味を持つようになるかもしれません。もちろんコミュニケーションによる絆も重要ですが、子供の可能性を伸ばしてあげるきっかけ作りにもなります。

子供をよく観察していれば、何かに集中した後には体を動かすなど脳をクールダウンさせてあげることも出来ますよね。

また、普段から子供が何かをよく出来た時には、しっかりと認めて褒めてあげましょう。「自分で出来た」という自信から、次もやってみようという意欲は集中力もUPさせてくれます。