食を通したコミュニケーションで子供の体と心を育てよう

2017.10.11 World-Mommy 編集部 しつけ・教育 栄養・料理

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離乳食から始まり「食べる」ということは一生涯続きます。健やかな体と心を作るためにも大切な「食」。この食べるということを通した幼少期からの教育の重要性が注目され、日本では保育園や幼稚園でも様々な取り組みが行われるようにもなりました。食を楽しみ興味を持つことは子供の知育にも繋がっていきます。

「食べることは楽しい」からはじめよう

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まず、離乳食期から2歳頃までは「食べる」ということに興味を持ってもらうことが大切です。この時期に残さず食べる事やマナーのプレッシャーを与え過ぎてしまうと、食べることが楽しく思えなくなってしまいます。

「食べることは楽しい」ということを実感するためにも、家族一緒に食事をしてコミュニケーションを取ることが大切。食べながら笑顔で話しかけたり、親が美味しそうに食べているのを見せたりすることで、子供にも食べることの楽しさが伝わっていきます。

食事は楽しい時間と思うことで、子供自身が大人と同じように自分でスプーン・フォーク・箸などを使うことにも興味を持ちやすくなります。

3歳頃~小学校入学前には食事のマナーも

食べることは楽しい。食事の時間が好き。という感覚は、残さず食べる事や食事のマナーなどを教育するための土台になります。そこから少しずつ、食べ物への感謝の気持ちと共に、マナーを教えてあげましょう。

強要するのではなく、「こんなにおいしいものが食べられて嬉しいね」「おいしいから全部食べたいね」など、優しく伝えていきましょう。

残さず食べた時は「すごいね、全部食べられたね」、スプーンやフォーク、箸を使って自分で食べられた時は「上手に使えたね」と褒めてあげることで、子供はもっと褒められたいとやる気になります。

食事を楽しみながら、丁寧にマナーを教えていくと子供も受け入れやすくなります。

この時期の子供は大人をよく観察して真似もするようになります。親も子供のお手本になるようマナーを守り、食事の時間は子供とのコミュニケーションを取りながら、楽しく食べる時間にしましょう。

お菓子やジャンクフードは控えめに

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今はたくさんの種類のお菓子やジャンクフードがあり、子供の食の環境は大きく変わってきています。「お菓子はよく食べるのに食事は残してしまう」「食事中にもお菓子を欲しがる」という悩みを持つ親も多いのではないでしょうか。お菓子やジャンクフードばかり食べてしまうと健康を害することはもちろん、濃い味付けばかりを好むようになったりと、味覚にも影響を与えてしまいます。

まずはおやつの時間を決めて、食事に支障のないタイミングで食べるという習慣付けが大切。また、お菓子はいつも目に付く場所へは置かず、棚にしまうなどして、特に食事中の子供には見えない場所へ。

おやつの時間に、お菓子の代わりに季節の果物を食べても良いでしょう。果物なら食後のデザートとして少量を添えてもいいですね。「今はこの果物が美味しい時なんだよ」など、旬の季節を教えてあげることで食の教育にも繋がります。

幼児期でも出来る、食事の盛り付けお手伝い

幼児期の子供では、まだ包丁や火を使うことは危険ですから控えるべき。でも作り終えた料理の最後の盛り付けのひと手間をやってもらう事なら出来ることもあります。火傷をしないサラダなど冷たい料理であれば安全です。

例えばミニトマトをお皿に乗せる、パセリなどの手でちぎりやすい葉野菜を添えてもらう、など。「今日は○○ちゃんが一緒に作ってくれたからおいしいね」と食べながら褒めてあげることで、子供も嬉しくなりよく食べてくれるでしょう。食への興味も深まりますよ。