しつけの考え方が夫婦で違っていたらどうする?

2017.09.17 佐藤 麻依子 しつけ・教育

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子育て中のママやパパであれば、子どものしつけについて夫婦の考え方の違いに悩むこともありますよね。
一方の意見を押し付けられ、それが夫婦ゲンカの原因になることも。
こんなとき、どうすればいいのでしょうか?

夫婦の価値観は違っていて当たり前

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夫婦とはいえ、お互いに育ってきた環境や性格、考え方はそれぞれ違います。
特に影響を受けるのが、自分の親から学んで受け継いできた価値観。
これが自分の価値観の基本となっていることが多いのです。
ですから、持っている価値観が違うのに、自分の子どもに対するしつけはパパもママも同じでなければならないという考え方には、もともと無理があるのです。

たとえば、子ども(男の子)がリビングで小さなボールを投げて遊んでいるとします。
ママは「ボールが置物やガラスに当たって危ない。室内でボール投げをすることはマナーとして良くない」と考えています。
パパは「男の子は元気で活発なもの。このくらいは大目に見てあげて、厳しく叱る必要はなし」と思っています。

このとき、どちらかがもう一方の価値観に無理して合わせて対応したらどうなると思いますか?

仮に、ママがパパに合わせたとします。
無理して合わせたママは、自分に正直ではなくなります。
つまり、室内でボール遊びをするのは良くないと思っているのに、ボール遊びを容認することになります。
そうすると、ママの顔の表情や声の調子、態度に「本当はよく思っていない」ことが表れてしまいます。
子どもは、大人が思っている以上に敏感。ママの様子をよく感じとっています。
ですから、「ボールで遊んでもいいよ」と言われても、笑顔のない恐い表情をしたママを見た子どもは、本当に遊んでいいのかわからなくなり、とても混乱してしまうのです。

このように、夫婦で無理に価値観を合わせようとすると、次のような影響があります。

  • 価値観を合わせる側が我慢を強いられストレスとなる
  • 子どもに混乱を与える

ですから、夫婦といえども価値観は違って当たり前と思っておくのがよいでしょう。

では、夫婦でしつけの考え方や価値観が違う場合、どのように対応すればよいでしょうか?

夫婦でよく話し合う

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一番の方法はこれにつきます。
先ほども述べたように、無理に価値観を合わせる必要はありません。
ここで必要なのは、「自分の考え方はこうですよ」と相手に自分の価値観を知ってもらうこと。
そして、相手の価値観もよく聞いて「私の考えはこうだけど、パパの考えはこうなのね」と確認してあげることです。
無理してすり合わせる必要はありませんが、お互いよく話し合えば目指す目的は見えてくるものです。

より一歩進んだ話し合いとは?

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お互いに相手の価値観を知ることができたなら、もう一歩進めるチャンスです。
「ならばどうすればいいと思う?」「どんなことが子どもにとって一番いい方針だと思う?」と切り出すことで、より深く話を進めていくことができます。
「こうすべき」と一方の考えを押し付けるのではなく、お互いの考えの中から最善の方法を見つけていけばよいのです。

最後は子どもの選択に任せる

たとえ夫婦で十分に話し合ったとしても、どうしても折り合いのつかないこともあります。
そんなときは、子どもの選択に任せましょう。
両親の子育ての価値観が違っていても、子どもは正しいと感じた方を選択していくはずです。

子どものしつけについては、パパやママの両親など、その他の家族や親戚間でも違うことがあります。
そんなときも、上記の3つのポイントを参考にしながら対応してみてくださいね。