子どもが高い窓やベランダから転落
踏み台になる家具や、ベランダの室外機や植木鉢に注意!

2017.08.28 World-Mommy 編集部 育児・健康

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子どもは好奇心の塊です。

見るもの、触るもの、すべてが新鮮。赤ちゃんの頃は、何でも触ってみたり、口に入れてみたり。歩き回れるようになれば、火を使って調理中のママのそばにやってきたり、車が走る道路に飛び出しそうになったり。それらを何でも「ダメ!」と規制するのは子どもの発育に良くありませんが、命が危険にさらされる行動は絶対に阻止しないといけません。

World Mommyではこれまで、危険回避に関する記事をいくつかご提供してきましたが、今回は「子どもの高いところに登りたい好奇心」への対応についてお伝えします。

なぜ、子どもは高いところから落ちるのか?

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子どもはよく転びます。

これは足腰が未発達ということもありますが、それだけではありません。身体的な特徴として、子どもは大人に比べて頭の重さの割合が大きいからです。人間は、身体つきよりも先に脳を成長させます。身長はおよそ18歳頃まで伸びますが、脳は6歳で大人の約90%の大きさになります。そのため乳幼児の頭部は重く、高いところから下を覗き込んだときにバランスを崩して転落しやすいのです。

この他にも、やりたいことに集中していて周りを見ていないであるとか、そもそも何が危険であるかを知らないという原因もあります。

とにかく、子どもは転んだり転落したりしやすい、ということをまずは知っておきましょう。

【室内】窓付近の家具やソファー

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家の中で、特に注意が必要なのが窓付近です。

高い位置にある窓や出窓などは、子どもの手に届かないと思いがちです。しかし、窓のそばにソファーや椅子、また家具などがあれば、子どもはそれによじ登って窓に到達することができます。

そして窓を開けて、下を覗き込み、転落してしまうのです。

また、子どもは知らず知らずのうちに自分で窓のロックを外して開けられるようになるので注意が必要です。昨年日本で起きた事故事例ですが、母親が1歳の男児とベッドでお昼寝をしていたところ、目が覚めたら子どもがいないことに気づきました。子どもはベッドから数十センチ上の高さにある窓を自分で開け、そこから転落し、死亡してしまったのです。

窓のそばには何も置かない。窓に別売りのチャイルドロックをかける。こうした対策が必要です。

【室外】エアコンの室外機、バケツや物置、植木鉢

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また、マンションやアパート、2階以上の建物にあるベランダも要注意です。

ベランダには高いフェンスがあり、子どもは容易に乗り越えることはできません。しかし、フェンスのそばに物が置いてあると、それを踏み台にして登ることは可能です。たとえば、エアコンの室外機や、物置にしている箱、掃除用のバケツ、またベランダを彩る植木鉢などです。

ベランダからの転落事故は、毎年数多く発生しています。

子どもから目を離さない、一人にしないなども大切ですが、何よりもベランダに足がかりになるような物を置かないというのが重要です。

家中の窓やベランダをチェックして!

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子どもの好奇心を侮らないでください。

まずは、家中の窓やベランダをひとつひとつ見て、ここに子どもがよじのぼる可能性を想像してみてください。よじ登れる家具はないか。椅子を持ってきて登ってしまわないか。ジャンプして飛び移れないか。

窓やベランダからの転落は重大な事故につながりますので、特に用心すべきポイントです。