妊娠期にオススメ!
胎教を健やかに育てる5つの食材

2017.07.24 久保田 嘉郎 妊娠・出産

Photo by Shutterstock.com

妊娠期には、ママの体は大きく変化します。体の中で赤ちゃんが成長していくので、これまで体験したことのないような体の変化を感じるようになっているのです。その変化の一つが「つわり」ですが、他にも便秘や貧血なども妊娠中に起こりやすい不調としてあげられます。

そこで、今回は妊娠中の体調改善にオススメな漢方食材を紹介します。

摂取することで分娩が楽になる!?【ナツメ】

Photo by Shutterstock.com

漢方では大棗(たいそう)として利用されているナツメ。これには妊婦に欠かせない栄養分である葉酸が100gあたり140μgと豊富に含まれています。さらに妊娠中の大敵である冷え性を改善する上で役立つビタミンPやサポニンなども十分です。さらに出産の際にもナツメは力を発揮するのです。ある研究によれば、妊娠中にナツメを多く摂取した妊婦は摂取しなかった妊婦と比べて、分娩台に居た時間が平均して約7時間も短かったという調査結果もあるのです。つまり、なつめは妊婦の栄養補給に加えて出産に備えた準備にも効果的な食材なのです。

貧血予防にオススメ! 鉄分が豊富な【きくらげ】

Photo by Shutterstock.com

妊婦が積極的に摂取する必要があるといわれる栄養分の1つが鉄分です。「妊娠貧血」という言葉が存在するほど妊娠中は貧血が起こりやすくなります。

特に妊娠中に起こりやすいのが、鉄分不足による「鉄欠乏性貧血」です。そうならないためにも、日頃から鉄分を多く含む食材を摂取することを心がけましょう

ただし、ここで注意してほしいのが、どの食材から鉄分を摂取するかということ。
気をつけたい食材の代表格としてレバーがあげられます。一般的にレバーというと、鉄分豊富な食材として知られています。ですが、実はこのレバー、妊婦が過剰摂取すると赤ちゃんに悪影響を及ぼす栄養分であるビタミンAも多く含まれているのです。そのため、摂取する量を気をつけなければなりません。
そこでオススメなのが、きくらげ。きくらげは鉄分だけを効率よく摂取できるため、妊婦が鉄分を補給する際に役立つ食材だといわれています。
また、妊娠初期にビタミンDが不足すると妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、胎児発育遅延などの妊娠中に起こる異常が多いとする研究結果がこれまでに報告されています。きくらげには非常に多くのビタミンDが含まれているため、体内のビタミンD不足の予防にも役立つという優れた食材なのです。

次ページ:太りやすい妊娠期の強い味方【雑穀米】