スタイにもパペットにも変身します
外出先で麻の「ましかく布」が大活躍

2017.07.03 まきじゅん 育児・健康

乳児の首に300年の歴史あり

うちの双子は、1歳半を過ぎても相変わらず毎日せっせとヨダレを生産してくれます。
スタイは何枚あっても困りません。外出先でスタイが足りないときに助けてくれるのが、バッグに2、3枚忍ばせた正方形の布です。
「ハンカチ」と言わないのは、一番のお気に入りが「ふきん」だからです。

1枚で何役もこなすお助けアイテム
大混雑のママバッグをシンプルに

使っているのは、かつての日本で京都の前に都が置かれた歴史ある街・奈良で、1716年から続く晒メーカー・中川政七商店のふきんです。蚊帳用の麻生地を58センチ×58センチの正方形に仕立てたもので、2008年度には日本で権威のある「グッドデザイン賞」で金賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。

私はこれを三角に折って、息子の首に巻いています。何かに引っかけて首を絞める事故があってはいけないので、固結びにならないよう気をつけて。

ふきんだけどスタイ。スタイだけどウサギになる日だってある

蚊帳を小さく切ってふきんに、それを半分に折ってスタイに、1枚の布の運命がころころ変わって、楽しいお話になりそうですよね。

これがさらに、食べ残しのスナックを包むバッグ、冷房対策のブランケット、濡らして頭や首に巻いて熱中症対策、ミルクの軽い保温としても使えます。病院の待合や電車の中では、暇つぶしのため、うさぎの形に結んでパペットに変身します。

フワフワ、吸水速乾、おしゃれ
三拍子揃ったお気に入りを見つけて

 

ふきんにこだわらなくても、柔らかいハンカチや、大判のガーゼ、手ぬぐいなど、使える身の回りのアイテムはありそう。
選ぶポイントは3つです。

1. 素材・触り心地

赤ちゃんの肌に直接当たるものだから、触り心地は大事です。素材は、綿や麻など天然のものの方が優しそうですよね。
ちなみに私が愛用中のふきん、新品は”のり”がきいてゴワゴワしています。5、6回洗濯したころから、次第にフワフワになってクセになるほどの気持ちよさですが、しばらく辛抱が必要でした。

2. 吸水性・速乾性

麻のふきんは、ヨダレや汗、食べこぼしをぐんぐん吸い込み、すぐに乾きます。夏は外出先で洗って、ベビーカーにクリップなどで留めておけば、繰り返し使えます。
私は麻派ですが、手ぬぐいのような薄手の綿の布でも同じように使えるかもしれませんね。

3. デザイン・カラー

ママの気分がアップするので、デザインや色は重要です。
写真で紹介しているふきんは、倉敷意匠計画、イラストレーター・mitsouさんとコラボしたシリーズです。1年近く使っていますが、シミは気になりません。洗濯を繰り返すうち、新品より落ち着いた色になって、さらに出番が増えています。

違う目的で作られたものを工夫して使うのって楽しいです。お気に入りの「ましかく布」を見つけてみてはいかがですか?

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