絶対に負けられない戦い!
いや~な蚊から、赤ちゃんを守ろう

2017.07.02 荒木 真理子 ライフスタイル 育児・健康

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みなさん、こんにちは。気象予報士の荒木真理子です。先日、朝起きてびっくり。息子の顔に2ヶ所、腕に1ヶ所、ぷっくりと蚊に刺された跡が!一緒に寝ていた私は無傷でした。なぜ、守ってあげられなかったのだろう、と大後悔。今年は、シーズンが早めなうえに、マンションの高層階なので油断していました。
そもそも、なぜ赤ちゃんは蚊に狙われやすいのでしょうか。

赤ちゃんは蚊に刺されやすい!?

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血を吸うのはメスの蚊だけ。蚊は産卵前になると栄養をとるために、人が出す炭酸ガスや皮膚のニオイ・温度を感知し、吸血源を探すのだそうです。子孫を残すために、メスの蚊は必死。でも、こちらも負けてはいられません!
赤ちゃんが蚊に刺されやすいのは、新陳代謝が大人よりもよく、呼吸も多いから。二酸化炭素(炭酸ガス)がいっぱい発生するので、蚊が寄ってくるのです。また、赤ちゃんの皮膚は薄いので、血管が表面に近いところにあり、熱が外に伝わりやすいことも原因だそうです。
大人でも、お酒を飲んだ人が蚊に刺されやすいのは同じ理由。体温が上がり、アルコール分解で、呼吸に炭酸ガスが多く含まれるのです。

危険な病気も!? 蚊に刺されてしまったときはどうする?

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蚊は吸血の際にだ液を注入します。このだ液には、様々な病原虫やウィルスが入っていて、これによって感染症を引き起こすおそれがあります。世界的にも有名になったのが“デング熱”、そのほか“日本脳炎”や“マラリア”なども深刻な病気です。
感染症にかかる心配のない環境でも、免疫のない赤ちゃんが蚊に刺されると、大人と比べて大きく腫れたり、水泡になったりと重症になる場合もあるので、気をつけないといけません。

蚊に刺されてしまったときは、刺された患部を流水で洗うか、濡れタオルで冷やしてください。刺された部分を清潔な状態にしたら、赤ちゃん用のかゆみ止めを塗りましょう。放っておくと、かゆみや痛みが増して赤ちゃんがぐずったり、かきむしって傷口から細菌が入り込んだりすることがあります。

外でも中でも蚊の対策を

では、蚊に刺されないためには、具体的にどんな対策をとればいいのでしょう。

【外】

外出中に蚊から赤ちゃんを守るためには、なるべく肌の露出のない服を着せることが基本です。蚊は暗いところが好きなので、洋服も黒や紺などの暗い色に寄ってきます。明るい色の服を着せましょう。もちろん、一緒に行動するママも同じです。汗をかかない工夫をし、かいたらこまめに拭きましょう。市販の虫除けグッズも有効です。最近は、赤ちゃん向けのシールやジェルタイプのものも多くなっています。
また、庭に放置したバケツやゴミ袋などに雨水がたまると、ほんの数日で蚊が発生しますから、すぐに片づけましょう。

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【室内】

窓を開けるときは、必ず網戸を使用しましょう。蚊が自力で上がってこられるのは、建物の3階の高さが目安とされますが、エレベーターなどで一緒についてくる可能性があります。玄関に入る前に、蚊がいないか確認しましょう。洗濯物を取り込むときにも払っておきたいものです。寝室には、煙が出ないタイプの蚊とり器を使用するとよいでしょう。

蚊が活発に活動するのは、気温26~31°Cといわれています。日本はこれからがシーズン。大切な赤ちゃんをいやな蚊から守りましょう。