好きなものだけじゃダメ
栄養バランスの良い食材の選び方

2017.06.20 World-Mommy 編集部 栄養・料理

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赤ちゃんが生まれて半年ほどは、授乳やミルクだけでよかったのに、離乳食がはじまり、徐々に食事がメインになってくると、途端に栄養バランスを考えないといけなくなります。

親の食事をそのままシェアできれば良いのですが、味付けが濃かったり、歯ごたえが硬かったりするので、そのまま分けることはできません。そこで子ども用を別に作るのですが、好き嫌いがあり思うように食べてくれないことがしばしば。

そのうちに、「食べてくれればなんでもいいや」と思えるようになり、ついつい栄養バランスがおざなりになってしまうのです。

でも、幼児期は身体と脳がグングン大きくなる成長期。成長と健康をサポートする食事にしたいところです。そこで今回は、栄養バランスを考えた食材の選び方をお伝えします。

【主食】エネルギーの源! 炭水化物(糖類)

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主な食材は、米、パン、麺、パスタです。

これらに含まれる炭水化物は、身体の中でブドウ糖に分解され、脳や筋肉のエネルギー源になります。エネルギーを得ることで、身体を元気に動かしたり、頭をしっかりと働かせたりできるのです。

また、砂糖も炭水化物に含まれますが、砂糖の栄養素は糖類のみです。ごはんやパスタには、ビタミンなど他の栄養素も含まれています。

【メインディッシュ】身体をつくる! タンパク質と脂質

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主な食材は、肉、魚、卵、牛乳、豆です。

これらに含まれるたんぱく質は、筋肉、内臓、皮膚など身体をつくる栄養源になります。大人でもスポーツをしている人は、たんぱく質を摂ることで筋肉が大きくなります。タンパク質を摂ることで、身体がぐんぐん大きくなるのです。

また、脂質は悪者扱いされがちですが、便を出しやすくする働きもあるので、ある程度の摂取は必要です。

【サイドディッシュ】健康を守る! ビタミン、ミネラル、食物繊維

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主な食材は、野菜、果実、きのこ、海藻です。

これらに多く含まれるのは、ビタミン、ミネラル、食物繊維です。炭水化物をエネルギーに変える手助けをしたり、たんぱく質を筋肉に変えるサポートをしたりなど、身体の調子を整えるのに働きます。また、食物繊維は、食べ物に歯ごたえを与え、歯やアゴを丈夫にし、栄養を吸収する腸の調子を整えます。

栄養バランスは、身体をつくって、健康を保つために大切

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これらの食材を「主食」「メインディッシュ」「サイドディッシュ」の3皿に分けご紹介しましたが、例えば丼物ように一皿に盛り付けても栄養バランスが良ければ問題ありません。

また、複数皿といっても、うどんとごはんのように同じ栄養素の組み合わせだと、炭水化物ばかり摂ることになってしまうので良くありません。この場合は、具を加えるとか、副菜を添えるなどし、栄養バランスを整えます。

主食50%、メインディッシュ25%、サイドディッシュ25%を、バランスの目安とすると良いでしょう。

食べてくれなくても焦らずに

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幼児は、甘みのあるメニューを好みがちです。なぜなら、母乳やミルクには甘みがあるので、慣れている味覚だからです。逆に、苦味や酸味は未知の味なので、嫌がって当然なのです。

苦手な食材は、好物のメニューに刻んだりすりおろしたりして混ぜるのがオススメです。また、2~3歳になって話せるようになると、「〇〇(好きなヒーローや動物)みたいに強くなれるよ!」など励ましながら、チャレンジすると良いでしょう。

無理に食べさせようとするより、まずは食べることを楽しむことから取り組んでください。