「危ない!」をどう教える?
子どもの交通事故の予防法

2017.06.04 望月 ライチ しつけ・教育

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絶対にわが子の身に起きてほしくない交通事故。子どもの成長は喜ばしいことですが、活動がアクティブになり、行動範囲が広がっていくほどに、交通事故のリスクは高まり心配になりますよね。
子どもの視界は狭く、車がどれほど危険かという理解も不足しているため、思いがけない危険な行動をすることも。日ごろから気をつけておきたいポイントをまとめました。

1. 歩く時は手を離さない

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交通量の多い道路や歩道が狭い道などを歩く時には、子どもが急に走り出して車道に飛び出したりすることがないように、しっかりと手をつないで離さないようにしましょう。また、歩きながら、「ほら、あっちまで行くと車にぶつかって危ないから気をつけようね」と話しかけ、繰り返し注意を促すことも意識して。

2. 交差点では特に注意

警視庁の統計によると、子どもを巻き込む交通事故が発生するのは交差点や交差点付近で7割以上を占めるそう。
信号がある交差点でも、もしかしたら信号無視をして突進してくる車があるかもしれません。「信号を見て、さらに周囲を確認して」という行動を親が見本として示しながら、教えていきましょう。

3. 歩く時に「ながら」は禁物

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同時に複数の行動をすると、大人でも注意力が欠けてしまうもの。歩きながらオモチャを扱ったり、おやつを食べさせたりすると、危険を察知しにくくなるので禁物。社会問題になっている「スマホ歩き」も危険ですので、親も見本のつもりで、歩く時の「ながら行動」はやめましょう。

4. 遠くからでも目立つ服装で

体が小さい子どもは、車を運転する人をはじめ、周りの人に「存在を気づいてもらう」ことがまず大切。そのために手っ取り早いのは、やはり目立つ服装をすること。
遠目からでもハッキリ見える明るい色の上着を着せる、帽子をかぶせる、反射板のついた靴を履かせるなど、できるだけ目立つための服装の工夫をしましょう。私自身も、子どもの服を買う時には「オシャレな渋い色よりも、少々派手でも目立つ色」の基準で選んでいます。

5. 自転車に載せる時はヘルメット着用

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子どもを連れての移動で、二人乗り自転車をよく利用するというお母さん・お父さんも多いと思います。子どもを自転車に載せて運転する時には、必ずヘルメットとシートベルトの着用を。特に電動自転車の場合は、自転車自体に重さがありバランスを崩しやすいので、ちょっとしたはずみで転倒するリスクがあります。不注意で子どもが頭を打ってケガをすることがないように気をつけたいですね。

6. 自転車をこぎ始めたらさらに注意

小学校入学前後になると、自転車を自分でこいで移動したがる子も増えてきます。それ以前でも、キックスケーターなど、自分で動かせる乗り物に興味を持つ子も多いですね。

交通ルールに不慣れなうちは、子どもの能力を過信せずに「自由に運転していいのは公園だけ」など約束を決めて、安全な環境で運転を楽しむことを徹底しましょう。

<参考文献>

  • 警視庁ホームページ(「小学生の交通人身事故発生状況」など)
  • セコム「子どもの安全」ホームページ