ベビーや子どもとお出かけは、エレベーターとエスカレーターでの怪我に注意
気をつけるポイントと事故事例

2017.05.27 北野 啓太郎 パパの育児 しつけ・教育

Photo by Shutterstock.com

ボタンがあれば押したがる、段差があれば登ってみる。

好奇心急上昇中の3歳男児を子育てする、男性視点の育児サイト「パパやる」を運営する北野啓太郎です。

今回は、子ども達がチャレンジしたがるエレベーターとエスカレーター! ……の注意点についてお届けします。

エスカレーター事故。転倒、挟まれ、巻き込まれ

 

普段何気なく乗っているエスカレーターも、子どもと一緒に利用するとなると、いろいろ注意すべきことがあります。これは日本の一般的なエスカレーターの画像です。乗り降りする部分には、たいてい利用方法が書かれているのですが、みなさんはじっくりと読んだことがありますか?

あまり見ないですよね。少し見てみましょう。

 
 

まず、ベビーカーに子どもを乗せている場合、そのままエスカレーターを利用することはできません。ベビーカーをたたんで子どもを抱っこするか、エレベーターなど他の移動方法に変更しないといけません。

次に、子どもを立たせてエスカレーターを利用する場合です。このとき保護者は、手すりにつかまりながら子どもを支え、子どもをエスカレーターの中央に乗せるよう注意書きされています。要は、子ども一人だけで乗せてはいけないと言うことです。

では、東京消防庁と日本エレベーター協会が発表する資料を元に、どういった事故事例や危険があるのかを少しご紹介します。

  1. 下りエスカレーターにベビーカーのまま乗っていたら、子どもの体が前に傾いてしまい10〜15段転落。顔に怪我をした。
  2. 母親と手をつないでエスカレーターに乗っていたが、持っていた袋を落としてしまい、拾おうとした際にエスカレーターに指を挟まれ怪我をした。

他にも、服の裾やサンダルなどがエスカレーターに巻き込まれて転倒する事故も起きています。

エスカレーターでは、「転倒」「挟まれ」「巻き込まれ」の危険性があることを知っておきましょう。

 

エレベーター事故。ドアに触らないで!

 

次にお伝えするのはエレベーターです。こちらも日本にある一般的なタイプ。早速、注意書きを見てみましょう。

 

エレベーターは、エスカレーターのように複数の注意事項はありません。シンプルに1点のみです。

「ドアに触れないこと」

なぜ、ドアに触れると危険なのか? 再び東京消防庁、そして消費者庁が発表する事故事例の一部をご紹介します。

  1. エレベーターのドアが開く瞬間に触れてしまい、そのまま引き戸に引き込まれてしまった。
  2. エレベーターのドアに手を付いていたら、開く際に指が引き込まれて怪我をした。

幼い子どもは身体が小さいので、戸袋に引き込まれたり、手足などが挟まったりしやすいのです。これはエレベーターに限らず、電車の自動ドアでも同じです。電車でも繰り返し注意が呼びかけられています。

 

ドア付近には、注意書きのステッカーがビッシリ貼られています。

子どもは興味津々! 利用のルールも教えよう

危険があるからといって、「やっちゃダメ」と行動を制限してしまうのは可哀想です。「自分でやってみたい」という気持ちの芽生えは成長の証。

子どもには、エスカレーターやエレベーターの注意事項を、その都度繰り返し伝えてください。

ルールを知って、それに沿って行動するのも子どもにとってはチャレンジです。「よくできたね!」と励ましながら、利用のマナーを教えて行きましょう。