大変! 赤ちゃんが日焼けしてしまった……
知っておきたい紫外線対策と対処法

2017.05.26 荒木 真理子 ライフスタイル 育児・健康

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みなさん、こんにちは。気象予報士の荒木真理子です。
日本では、新緑が眩しく輝き、外出が気持ちのいいシーズンになりました。
ただ、気をつけたいのが紫外線。おでかけの時にくもり空だったから……こんなに長時間外にいるつもりはなくて……など、紫外線ケアをうっかり忘れがち。家に帰ってみたら、赤ちゃんの鼻の頭やほっぺが真っ赤なんてことも。
放置しておくと、水ぶくれができたり、皮がむけてきたり、場合によっては、湿疹やアトピーなどの皮膚トラブルを起こしやすい肌になってしまうこともあります。赤ちゃんの肌はとても薄く、紫外線のダメージを受けやすいのです。美白に敏感なママよりも、ずっとケアが大切なんですよ。

赤ちゃんの肌が真っ赤に!!

赤ちゃんが日焼けしてしまったときは、次の2点の対処法が大原則。

  1. 冷やす
  2. 保湿

です。
冷やしたタオルや子ども用の熱さましのシートなどで10分以上冷やしましょう。
そのあとは、しっかり保湿。日焼けで炎症を起こしている肌に使用する場合、成分によってはかぶれてしまうおそれがあります。その際は、クリームタイプよりもウォータータイプの保湿剤の方が、成分が優しいケースが多いのでおすすめです。

ベビーカーで外出時の盲点

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日ごろから、お出かけバックの中に帽子を入れておきましょう。ベビーカーは位置が固定されたままなので、進行方向を向いて座った赤ちゃんは、大人が気づかないうちに、どんどん日焼けしてしまう可能性があります。うっかりしやすいのが足。暑い日は裸足でベビーカーに乗せることもありますが、日焼け対策としては靴下をはいたほうがいいでしょう。

用途にあわせて選びたい日焼け止めクリーム

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一番の対策となるのが、日焼け止めクリーム。どんなものを選んだらよいのでしょうか。

紫外線には、シワやたるみの元になるA波と、肌を赤くしたりソバカスをつくるB波があります。
日焼け止めクリームにかかれている表示に注目してください。“PA”と“SPF”があります。
PAは、A波への効き目を表していて、+の表示が多いほど有効。
SPFは、B波の効果を表しています。SPF30は、日焼けが始まるまでの時間を30倍遅らせることができる、ということ……ん? よくわかりませんね。

肌の焼け方は人によって違い、10分で赤くなる人もいれば、20分かかる人もいます。普段10分で赤くなる人がSPF30を塗ると300分後、つまり赤くなり始めるのを5時間後に遅らせることができるということなんです。
もちろん、大切な赤ちゃんを紫外線から守るため、数字が大きい方を選んでおけば! と思うわけですが、ちょっとしたお散歩でSPF50は、トイレに100ワット電球をはめるようなこと。むしろ、肌への悪影響の方が大きくなってしまいます。SPFとPAが高ければ高いほど、赤ちゃんの肌に負担のかかる成分が入っているのです。
赤ちゃんは、SPF20前後のもので十分でしょう。

 

日本では、紫外線のA波は5月に、B波は8月にピークを迎えます。
赤ちゃん用の紫外線クリームは、もちろんママも活用できます。安心して塗ることができる日焼け止めクリームを選んで、楽しいお出かけにしたいものです。