スマホ育児に賛否両論
子どもにスマートフォンを見せるのは賛成? 反対?

2017.05.05 World-Mommy 編集部 育児・健康

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スマートフォンの普及にともなって、日本では「スマホ育児(スマートフォン育児)」への賛否両論が繰り広げられています。乳幼児にスマートフォンを見せても良いのか、悪いのか。

あなたは、賛成ですか? 反対ですか?

日本で、スマホ育児の議論が高まっている

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かつて、電車やバスなど公共の場所で赤ちゃんが泣き始めると、ママが抱っこをしてあやしたり、バッグからオモチャを取り出したりする姿を見かけるのが一般的でした。

しかし近年、乳幼児にスマートフォンを与えている親をよく見かけます。

この是非を巡って、議論が巻き起こっているのです。

賛成派の意見としては、母親を助けるため。日本では核家族の割合が増加し、三世代同居世帯が年々減少しています。そのため、母親が育児にかかりきりになりがちなのです。スマートフォンは、そんな疲れている母親の助け舟となっています。

そして反対派は、「ネグレクト(育児放棄)だ!」という厳しい意見から、子どもの目が悪くなる、スマートフォン依存になるといった子どもの心身を心配した意見まで様々です。子ども達の健康を守るための研究・事業を行う日本小児医会は、「スマホに子守りをさせないで!」のポスターを制作し、啓蒙活動を行なっています。

日本小児医会の主張は、乳児にとっては母親との愛着を育むことが重要で、親が子どもと目を合わせて語りかけるよう主張しています。また幼児に対しては、絵本を読み聞かせるなど、親子で同じものに向き合うことが大切だと伝えています。

※参考 - http://jpa.umin.jp/download/update/sumaho.pdf

スマートフォン育児、どんな使い方があるの?

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さて、子どもにスマートフォンを与えて、具体的に何を見せているのかについてですが、利用方法は大きく2つに分類できます。「一方的に見るだけ」のものと、「インタラクティブに操作する」ものがあります。

まず、見るだけのものは、主にYouTubeなど動画サイトの動画です。テレビを見せているような感覚ですね。人気コンテンツは歌やアニメです。そしてもう一方のインタラクティブなものはゲームアプリです。スマートフォンを振ると画面が変わる0歳児向けのものから、パズルなど幼児向けに簡素化されたゲームがあります。

どちらも単なる遊び目的ではなく、知育としての役割もあると言われています。

メリット、デメリット。使い方を考えよう!

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ひと昔前にさかのぼってみると、マンガが出て来た頃は「マンガを読むとバカになる」なんて言われた時代もあり、テレビが普及し始めた頃も「テレビを見ると成績が悪くなる」と非難されました。

どうやら育児方法に関しては、新しいものに対して反対意見が起きやすい傾向にあるようです。

仮に、子どもにマンガとテレビを一切見させないとしても、将来立派な大人になれるとは限りません。マンガやテレビを通じて世の中のことを知ったり、人付き合いを学んだりすることもあるでしょう。最近の日本の小学校の教科書には、ドラえもんや鉄腕アトムも登場しています。

スマートフォンも、見せるか、見せないかの2択ではなく、使い方が大切と言えます。「家の中では見せない」「見る時は短時間」など、だらだらとした使い方をしなければ良いのではないでしょうか。