永久歯に生え変わる頃に読みたい、自分の歯を大切にしたくなる本
子どものための歯の専門書

2017.04.21 World-Mommy 編集部 絵本の紹介

 

文・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行年:1970年

虫歯の痛さはだれだって知っています。歯の大切さと、歯をじょうぶに守る方法を、からだ全体との関連の中で、わかりやすく、楽しく考えていく絵本です。

福音館書店より引用:http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3653

【あらすじ】虫歯になるメカニズム、子ども用だけど本格的!

 

虫歯になれば歯が痛い。だったら、歯なんてなければ良いと思いませんか?

でも、そうはいきません。

前歯がごちそうを「ちぎり」、奥歯がごちそうを「すりつぶし」ます。するとごちそうはお腹のなかで「栄養」になります。もし栄養を摂らなかったら、身体が弱くなってしまいます。だから、歯は大切なのです。

 

そもそも歯は、どうして虫歯になるのでしょうか?

歯のまわりの「残りかす」をエサにして「バイ菌」が増えます。バイ菌は「酸」を作ります。この酸が、歯を虫歯にするのです。

虫歯にならないようにするには、どうすれば良いのか? 歯についた「残りかす」を、歯磨きをして取り除けばいいのです。

 

では、歯を丈夫にするには、どうすれば良いでしょうか?

歯は身体の中から生えてきます。それは食べ物の「栄養」で作られます。だから、しっかりといろんな物を食べると、良い歯が生えてくるのです。

そして、外に出て元気に運動をすると、歯は丈夫になって行きます。

ただし、歯は一度しか生え変わりません。あなたの歯は、いま何本ありますか?

【5~6歳からおすすめ】歯が持つ役割や、虫歯になるメカニズムをわかりやすく解説

 

歯に関する絵本は、たくさん出版されています。子どもにとって歯磨きは楽しいことではないので、絵本を通じて、歯磨きの大切さを伝えたり、虫歯になったら痛いよ、と教えたりするためです。

今回ご紹介の絵本「はははのはなし」は、5~6歳向けに作られた歯の絵本です。

歯が持つ役割から、虫歯になるメカニズムまで、本格的に書かれています。大人が読んでも、「そうだったのか!」と思うこともあるでしょう。それを子どもが理解できるよう、わかりやすく書かれています。

絵本に出てくる、虫歯で歯がボロボロになって泣いている子どもの絵には、ドキッとさせられるかもしれません。でも、脅して子どもに歯磨きをさせるのではなく、「しっかりと歯磨きをすることで、強い身体になれる!」と、伝えているのはお見事。きっと前向きな気持ちで歯磨きがしたくなるでしょう!