時間がない! 働くママの子どもとのコミュニケーション

2017.04.14 望月 ライチ ライフスタイル

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日本では1997年を境に、共働き世帯の数が専業主婦世帯の数を逆転し、「働くママ」が増えています。
やりがいのある仕事を続けながら母としての人生も歩むという選択肢が広がっている一方で、働くママ特有の悩みとしてよく挙がるのが「子どもとの時間をどう確保していくか」という問題です。
育児休暇が明けて保育園に子どもを預けながら働く生活が始まると、「かわいいわが子に寂しい思いをさせているんじゃないか」という罪悪感を抱えてしまうという人も少なくありません。働くママが子どもとのコミュニケーションを充実させるには? 私自身や周囲のお母さん、これまで取材をさせていただいた先輩ママの体験から紹介できるヒントをまとめます。

コミュニケーションは量より“質”と心得る

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子どもと接することができる時間は平日は朝と夜だけで、その時間も食事や入浴、歯磨きに寝かしつけとお世話に追われてゆっくり会話もできない……。子育てを時間の“量”ではかると、いつまでたっても不安は解決しません。「私は十分に子育てできていない」という不安が表情に出ると、子どもも不安になってしまうかもしれません。
たとえ短い時間であっても、子どもと食事を楽しんだり、「今日はどんな遊びをしたの?」と日中の様子を聞いたり、一緒にお風呂遊びをしたりとバスタイムを楽しんだりと、濃密な時間を過ごすことはできるはず。「短い時間だからこそ子どもとしっかり向き合っていこう」と発想を切り替えてみましょう。そして、やはり大事なのはスキンシップ。1日1回はぎゅっと抱きしめてあげたいですね。

お迎えの時には子どもに笑顔で「ありがとう」

ママが仕事をがんばっているように、子どもも日中は保育園で集団生活を頑張っています。お迎えの時はつい「早く支度をしなさい」「ちゃんと靴下履いてね」など注意ばかりしがちですが、まずは笑顔で目を見て「今日も頑張ってくれたね、ありがとう」の一言を言ってみましょう。「あなたのおかげでお母さんとお父さんは、お仕事をがんばれるんだよ」と伝えてあげると、子どもはとても誇らしげな顔を見せてくれたりします。

休日には思い切り遊ぶ

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平日に長く一緒に過ごせない分、休日にはゆっくりと一緒に過ごし、思い切り遊んであげるメリハリのある生活を心がけましょう。働くママは社会との接点も多く、子どもが喜びそうなイベントなど様々な情報が入ってくる機会も多いはず。一緒に遊びながら「この建物、お母さんのお仕事と関係があるんだよ」など、普段の仕事についても子どもに話をして、お母さん・お父さんの仕事に対してポジティブなイメージを持たせるきっかけをつくることもおすすめ。子ども自身が「ぼく(わたし)のお母さん・お父さんはこんなお仕事をしているんだ」と家族の仲間として関心や理解を持てると、自分の生活環境を前向きにとらえやすくなるのはないでしょうか。

<参考文献>

  • 独立行政法人労働政策研究・研修機構ホームページ
  • 『最新版 はじめての育児』(細谷亮太監修、学習研究社)