子どもがテレビを近くで見る
最適な距離と、離れて見させる方法

2017.04.06 World-Mommy 編集部 しつけ・教育

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子どもにはテレビを見せないようにしようと思っていても、泣き止まない時の気分転換に使ったり、テレビを見せている間に家事をしたりなど、ついついテレビを活用する親は多いでしょう。

「幼いうちはテレビを一切見せない」と、厳しく制限する必要はないと思いますが、見せ方において注意点があります。

それは、子どもにテレビの楽しさを教えてしまうと、いつもテレビを見たがるようになると言うことです。寝不足になったり、親とのコミュニケーションが減ったりすると、子どもの成長面・健康面において不安です。

では、幼い子どもにはどのようにテレビを見せれば良いのでしょうか。

画面サイズに応じた最適な視聴距離

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かつて、テレビから2~3m離れて見ないと目が悪くなる、と言われた時代がありました。しかし、それはブラウン管の場合。近年、液晶テレビが主流になり、画質も向上したため、以前ほど離れなくても良くなりました。

今、世界的にもっとも普及していると思われる、フルHD液晶テレビ(解像度 1920×1080ピクセル)の視聴距離は以下のとおりです。

  • 32V型 約1.2m
  • 40V型 約1.5m
  • 46V型 約1.7m

これは、画面の縦の長さ(高さ)の約3倍です。ブラウン管テレビは約5~7倍の距離が必要と言われていたので、その半分になっています。

※参考:シャープ「液晶テレビ 上手な使い方」
http://www.sharp.co.jp/support/advice/aquos/use_01.html

テレビから離れて見させるコツ
声かけ、椅子の活用

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子どもはなぜか、テレビの画面に近づいてしまいがちです。画面に映っているものを触ってみたい、近くでもっとよく見たい、と思うからでしょう。

テレビ画面のそばで見せるのは、目に悪いだけではありません。テレビを叩いて壊してしまったり、テレビが転倒して事故につながったりする危険性があります。テレビを見せる際は、離れて見ることを習慣付けましょう。

その際、役立つのが子ども用のイスです。

テレビから視聴距離以上に離れた場所に、子ども用のイスを用意します。そして、「テレビはここで座って見るもの」ということを子どもに教えてあげるのです。テレビに興奮して、思わず近づいてしまうこともありますが、そのたびに「イスに座ろうね」と声をかけてください。徐々に理解してくれるでしょう。

テレビをだらだら見ないようにするために

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これには親の協力が必要です。テレビを見るときは、ひとつの番組だけにするなど区切りを設けます。そして目的の番組が終わったら、「テレビはおしまいにしようね」と声を掛けて、テレビをオフにするのです。

「もっと見たい!」と駄々をこねられることもありますが、2~3歳になると番組が終わったら自分からテレビをオフにすることもあります。
親としても、テレビをつけっぱなしにしたり、だらだらと見たりしないようにしましょう。
子どもは親の姿をよく見ていますよ!