このつらさ、いつまで続くの?
つわりの原因と対策

2017.03.31 望月 ライチ 妊娠・出産

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おめでたがわかって、母になる喜びをかみしめるのもつかの間、まもなくやってくる「つわり」のつらさに悩まされている人、いませんか?
吐き気や疲れやすさ、食欲不振、だるさなど不快な症状を伴う「つわり」は、妊娠8週前後から多くの人が自覚するもの。そもそも、つわりが起こる原因となるのは、子宮の組織から活発に分泌されるようになるホルモン(hCG=ヒト絨毛性ゴナドトロピン)。妊娠を機に受精卵を発育させることを目的に分泌量が増えるこのhCGには、脳内の嘔吐中枢を刺激する作用があり、吐き気をもよおす原因になってしまうそうです。
つわりの症状はこのhCGの分泌に連動していて、hCGの分泌量が下がる妊娠13週頃になると、少しずつつわりは落ち着いてくるのが一般的です。この時期を過ぎてもひどいつわりの症状が続く場合には、医師に相談しましょう。

食べられるものだけを無理なくとって

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つわりの時期には、思うように食事が進まない人がほとんどだと思います。また、ひとくちにつわりといっても、そのタイプは様々。

※関連記事:「食べないとダメ」なタイプも 妊娠初期のつわりの種類

筆者の場合は、ご飯が炊けるにおいだけで気持ち悪くなったり、大好きだったお肉が食べられなくなったり、一時期はイチゴしか食べたくないということもありました。「栄養バランスが偏って、お腹の赤ちゃんに影響がないだろうか?」と心配にもなりますが、妊娠初期には母体にある栄養だけで充分に胎児の発育がまかなえるそうなので、あまり神経質にならなくてもよいようです。下につわりの対処法をいくつか紹介します。無理なく始められる対処法からトライしてみるといいですね。

食べたいものを食べる

妊娠前に好きだったものも受け付けなくなるのがつわりの不思議。無理になんでも食べようとせずに、体が受け付けられるものから試してみましょう。柑橘類やミニトマトなど、酸味があるものを好むようになる人は少なくないようです。

空腹になるのを避ける

つわりの不快な症状は空腹になると感じやすくなるので、お腹が空っぽにならないように、出先でもちょっとつまめるクッキーやチョコレート、ラムネなどバッグにしのばせておくと安心です。固形物を受け付けない時は、スポーツドリンクなどの飲料を携帯しましょう。

においが立ち込める場所を避ける

つわりの時期は食べ物のにおいに敏感になって、においがきっかけで吐き気をもよおすことも。症状がひどい時には、様々な食品のにおいが入り混じるスーパーマーケットや飲食店が立ち並ぶ場所に近づくのを避けるのも手です。

だるさを感じたら横になる

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つわりの症状のひとつに、「眠くなりやすい」というタイプもあります。疲れやだるさを感じたら、無理をせずに横になって仮眠をとるなど、できるだけ体がラクになるように過ごしましょう。

積極的に気分転換を

何かに集中している時にはつわりの症状が出にくい、ということも少なくないようです。不快感ばかりが気になってしまわないように、気候と体調がいい日は散歩をしてリフレッシュをしたり、好きな趣味を楽しむ時間をもったりすることもつわり解消のポイントになります。

<参考文献>

  • 『最新 はじめての妊娠&出産』(北川道弘監修、主婦の友社)
  • 『いちばんためになる はじめての妊娠・出産』(小川隆吉監修、成美堂出版)