知っておきたい妊娠中の体の変化と胎児の成長 Part2
【妊娠中期16〜27週】妊婦体型になり、胎動が感じられる時期

2017.03.19 World-Mommy 編集部 妊娠・出産

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妊娠の基礎知識を初期・中期・後期の3回に分けてお届けしています。

今回は妊娠中期編について紹介します。
子宮の中で赤ちゃんがどう人間らしくなって行くのか? 赤ちゃんの体重はどれくらいなのか? 胎動はいつから感じられるのか? など、妊娠中期は色々な変化が現れる時期です。

【妊娠16~21週】グングン成長を始め、耳も聞こえるようになってくる

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妊娠初期は、身体の基本的な器官ができ、胎盤がつくられ、これから成長するための準備段階でしたが、妊娠16週目からは、骨が丈夫になり、筋肉や皮下脂肪がついてきます。また、指に爪が生え始め、全身に胎毛と呼ばれる産毛も生え始めます。そして聴覚が発達し、耳が聞こえるようになってきます。

超音波検査では、胎児が身体を仰け反らせたり、指を吸ったりなど、動いているようすが見えることもあります。早ければこの頃から、モゾモゾと胎動を感じることもあるでしょう。ただ、胎児はまだ小さいので、胎動を感じなくても焦る必要はありません。

また、日本産婦人科学会では、胎児の発育状態を判断する目安として妊娠18週目からの「胎児体重の基準値」を公開しています。超音波検査で胎児の頭部や大腿骨などの大きさを測定し、その結果をもとに体重を推定します。

【胎児体重の基準値】

  • 妊娠18週:基準値126g~247g(平均値187g)
  • 妊娠19週:基準値166g~328g(平均値247g)
  • 妊娠20週:基準値210g~416g(平均値313g)
  • 妊娠21週:基準値262g~512g(平均値387g)

※参考:胎児計測と胎児発育曲線について - 日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/public/shusanki/taiji_hatsuiku_kyokusen.pdf

【妊娠22~27週】筋肉がついて動きがダイナミックに、胎動も感じられるように

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骨や筋肉がよりしっかりとしてきて、身体がふっくらしてきます。力強くなりつつある胎児は羊水のなかでグルッと回ることもできるようになり、胎動をはっきりと感じる母親も増えてきます。また、頭には髪が生え、眉やまつげも生え始めてきます。そして、聴覚に続いて視覚も発達。まぶたが開き、まばたきができるようになります。

また、超音波検査の際、角度や胎児のポーズによっては外性器が確認でき、胎児の性別がわかるようになります。「生まれるまでは性別を知りたくない」と考えている方は、診察を受ける前に「性別がわかっても言わないでくださいね」と伝えておくと良いでしょう。

【胎児体重の基準値】

  • 妊娠22週:基準値320g~618g(平均値469g)
  • 妊娠23週:基準値387g~733g(平均値560g)
  • 妊娠24週:基準値461g~859g(平均値660g)
  • 妊娠25週:基準値546g~996g(平均値771g)
  • 妊娠26週:基準値639g~1,145g(平均値892g)
  • 妊娠27週:基準値742g~1,304g(平均値1,023g)

妊娠中期は、ママのお腹が大きく膨らみ妊婦体型に

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さてママの様子ですが、この頃からお腹が膨らみ始め、これまでの洋服が窮屈になってきます。また、バストもワンサイズほどアップします。マタニティ用の下着や洋服に切り替えて行きましょう。きつめの下着や服は血行を悪くしてしまうので、締め付けない着心地の良いものを選んでください。

見た目が妊婦になってきますので、周りの人に妊娠していることを告げていない場合は、そろそろお知らせしても良い頃でしょう。

また、出産は大変な体力を使いますので、出産に向けてウォーキングやストレッチなど適度な運動も必要になってきます。
ただし、エクササイズに関しては体調との兼ね合いを考えないといけないので、必ずかかりつけ医に相談の上、おこなうようにしてください。

※関連記事:知っておきたい妊娠の基本 Part2 妊娠中期(5~7ヶ月頃)のカラダと赤ちゃん