世界中の恋人達へ聖なるバレンタインデー
St. Valentin pour les Amoureux du Monde

2017.01.30 Satomina 近藤 智美 世界のママ通信

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Bonjour~! コーディネーターのSatominaです。
来月2月14日はバレンタイン(St. Valentin)。フランスではサン・ヴァランタンと読みます 。元々はアングロ・サクソン人の国での伝統であったと言われています。フランスで現在のような「恋人達の日」として根付いてきたのは、80年代に入ってからなんですって!

バレンタインの贈り物

 

バレンタインは大切な人とロマンティックに過ごしたい日。
フランスでは、小さい子どもがいる家庭でも、普段から夫婦二人の時間を大切にします。
でも、この日は、少し特別の大人のアムール(amour=愛)の日ですから、プレゼントを贈ったり、コンサートやオペラなどに出かけたりします。パリのミシュラン星付きのレストランが1年で1番忙しい日。カップルの予約で満席なのがこのバレンタインの夜のディナーなのです。
フランスの男性はよく女性に花を贈りますが、この日、60代、70代のご主人が奥様に真紅のバラの花束を贈るという光景も珍しくありません。
自宅や出先に花束を送る場合には、チョコレートやシャンパン、アクセサリー等を添えるのがおしゃれですね。

ヴァランタンの記念切手

 

フランス全国の郵便局は、1997年から毎年バレンタインの記念切手を販売しています。
しかし、フランス地方にあるヴァランタン村では1967年から既に記念切手が存在していました。1985年にイラストレーターのレイモン・ペイネ氏がデザインした記念切手は1200万枚もの売り上げを遂げています。
2000年代からは、画家やオートクチュールのファッションデザイナーがデザインを手掛ける事が多くなりました。お値段は、1枚0.70€~。これが数年後にプレミアが付き、1枚20€になったりする事も稀にあったりします。

ヨーロッパ中の言葉で「愛してる」

  • フランス語 : ジュ テーム(Je t’aime)
  • バスク地方言語(フランスとスペインの国境周辺): マイテ ザイトゥト(Maite zaitut)
  • ブルターニュ地方言語 : カールト ア ハン アハヌト(karout a ran ac’hanout)
  • ドイツ語 : イッヒ リーベ ディヒ(Ich liebe diche)
  • スペイン語 : テ キエロ(Te quiero)
  • ギリシャ語 : サガポー(S’agapo)
  • イタリア語 : ティ アモ(Ti amo)

フランスにあるヴァランタン村 

 

フランスの中央に位置するサン・ヴァランタン村。パリから250km、電車で約2時間なのでパリから日帰りも可能です。
「愛の聖地」として、この日には沢山の観光客が訪れます。結婚式をこの地で行う為に訪れるカップルも、世界中からいらっしゃいます。

村にたった1つのレストラン、オ・キャトーズ・フェブリェ(Au 14 Février)=「2月14日」、はミシュランで1つ星を獲得した日本人シェフと日本人スタッフのお店。地元民からも大変親しまれています。

既婚者も含め、カップルばかりの観光客のヴァランタン村。因みに、フランスの東にはサン・アムール村(St. Amour)=「愛」という村もあります。

フランス人は子どもが生まれても、子どもが小さくても、子どもが育って独立しても、妻や夫、パートナーとの時間や関係を大切にしますから、バレンタインのイベントに日本のようなチョコレート商戦はありません。さすが、大人の愛(アムール=amour)の国、フランスです。