仕事に打ち込むパパは好き?
新米パパが知っておきたい仕事と家庭のバランス

2016.07.05 北野 啓太郎 パパの育児

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自由すぎる2歳児相手に子育て奮闘中! 男性視点の育児サイト「パパやる」を運営する北野です。当サイトWorld Mommyは、主にママに役立つ情報を提供しているメディアですが、僕が担当するコラムではパパに向けてお届けします。

さて今回は、仕事と家庭のバランスについて。

はじめての赤ちゃんを授かった新米パパは、いかにして仕事と家庭の両方を充実させるか? そのことに頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。実際、僕自身もこの問題に直面し、悶々とした経験があります。
今も完全に解決した訳ではありませんが、ちょっと意識を変えることでグッとうまく回るようになったので、そのことについてお伝えします。

赤ちゃんがやってきた! ガラッと変わる夫婦関係

僕は、赤ちゃんというのは一日中ほとんど眠っていて、すやすやと寝息を立てているようすを夫婦で眺めながら、「かわいいね~」などと語り合いながら過ごすものだと思っていました。

しかし現実的に、そんなゆとりはまずありません!

新生児は、昼夜問わず1~2時間おきに必ず目覚め、そして号泣します。おむつだって、一日に10数回取り替えないといけません。しかも、ほぼ毎回ウンチ。寝汗もよくかき、汗疹(あせも)ができやすいので、着替えだって頻繁。

そんななかで、パパとママを最も疲労させるのが夜泣き。1~2時間おきに号泣するので、そのたびに抱っこであやし、ときにはママによる母乳(またはミルク)を与えます。深夜、何度も叩き起こされて、細切れにしか眠れないのは、なかなか堪えますよ。

それに、赤ちゃんに「ちょっと待ってね」は通用しません。いつだって赤ちゃんが最優先。パパ・ママが何かをしようとすると、いつも中断されてイライラ。そこに毎日の寝不足で疲労がつのり……。

赤ちゃんは小さいけれど存在感は抜群! 家庭の頂点に立ち、ママとパパと翻弄しつづけます。夫婦ふたりでゆったりと過ごしていたあの日はどこへ!?

ワーク・ライフ・バランスとは

核家族化、女性の社会進出、夫婦共働き家庭などの増加により、近年、ワーク・ライフ・バランスを考える諸外国が増えてきました。

ワーク・ライフ・バランスとは、その名のとおり「仕事」と「生活」のバランス。一方に片寄りすぎると釣り合いがとれず崩れてしまいます。そうならないようにしましょう、という取り組みです。

これは雇用制度に関わる問題でもあるので、政府や企業が主導となって推進されることが多いです。スウェーデン、デンマーク、オランダなどの北欧諸国は、いち早くワーク・ライフ・バランスに取り組みました。日本では2007年ごろから政府が取り組みをはじめましたが、世界的には遅れをとっている方だと言われています。

育児世代の仕事と家庭。夫婦関係をバージョンアップしよう!

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さて、育児世代のワーク・ライフ・バランスを考えてみましょう。

子どもが生まれる前は、一日の大半を仕事に費やし、バリバリと働いてきた方は多いでしょう。しかし、そこに赤ちゃんやってきて、仕事も、育児も、家庭も、100%のチカラで取り組んでゆく。そんなことは可能でしょうか?

身体がふたつに分かれる訳ではありませんよね。これは、はじめから無理なのです。

それをわかっていないから、自分自身に落胆する、夫婦喧嘩が絶えない、育児が辛くなる、といった状況に陥ってしまうパパ・ママが多いのです。

そこで、「仕事何割、育児何割、家庭何割」と、その内訳を考えがちですが、これは不十分と言えます。

わが家で取り組んだのは、パートナーへのアシスト。夫は妻に、妻は夫のサポートをします。具体的には、仕事が忙しい時期を夫婦間で情報共有し、その間、もう一方は家事と育児に時間を割くようにしました。また、家庭内においても、妻が夕食の準備をしている間に、僕が子どもをお風呂に入れるなど、常にお互いがお互いをサポートするように動くよう心がけたのです。

要はチームプレイです。
単独行動ではこなせなかったことも、チームプレイなら何とかなる。チームでやることで、ふたりの力は増しますし、お互いの苦労や悩みを知ることもできるので、精神的にも支え合うことができます。

育児は翻弄させるだけでなく、夫婦の関係をバージョンアップする機会でもあるのです。ぜひ、思いやり溢れた夫婦を目指し、前向きに取り組んで行きましょう!