赤ちゃんのほっぺの赤みに気を付けて!
デリケートな乳児の乾燥肌対策は?

2017.01.09 荒木 真理子 育児・健康

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こんにちは、気象予報士の荒木真理子です。
日本は、今が寒さの底! みなさん、体調を崩したりしていませんか。
ポカポカ暖房の効いた部屋で過ごす時間が自然と長くなりますが、この時期の静かなる強敵が「乾燥」です。
よく、みずみずしくてハリのあるお肌を「赤ちゃん肌」と形容するのに、実際、赤ちゃんのほっぺはカッサカサ! いったいどうして!?
暖房は赤ちゃんの乾燥肌を加速させます。どんな対策をとればいいのでしょう。

『赤ちゃん肌』は乾燥肌だった!

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「先生! うちの子、肌がカサカサなんですけど……赤ちゃんってもちもち肌じゃないんですか?」
皮膚科の先生に聞きました。

赤ちゃんの肌は薄く、大人の半分~3分の1くらいしか厚みがないそうです。このため、大人のような“バリア機能”がありません。きめ細かいけれど、水分保持力がなく、傷つきやすく、それでいて、汗をかいて汚れやすい……とっても繊細な肌。
生まれてから2~3ヶ月までは皮脂の分泌量が多いものの、4ヶ月以降は皮脂が少なくなって、バリア機能が備わる2歳ごろまで、カサカサ街道を突き進みます。オムツかぶれの悩みがついてまわるのも、このためだそうです。

カラカラ季節に暖房ON
赤ちゃんの肌は危険に晒される

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東京では、1年で最も湿度が低くなるのが1~2月。そこへ、暖房をつけると、さらに室内の空気はカラカラ。機密性の高いマンションはなおさらです。
暖房を使うときは、加湿器を稼動させる、洗濯物を干すなど、湿度が40%以上になるように気を配りましょう。

冬場、室内で過ごすことの多い赤ちゃんは、ほっぺが赤くなり、ポツポツと湿疹ができてしまうことがあります。“乾燥性の湿疹”です。これが、さらに悪化すると、ひび割れてしまったり、かゆみが出て自分で掻いたりして、その傷から皮膚炎を引き起こすおそれがあります。乾燥が進行してしまう前にケアが必要なのです。

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月齢別スキンケア
入浴後5分以内が勝負!

【退院~1ヶ月】

生まれたばかりの赤ちゃんは、ひび割れしているような肌に覆われています。これは、“新生児胎脂”といって、ママのおなかの中でつくられた白い脂肪分の膜。胎脂は、赤ちゃんを乾燥から守り潤いを保つほか、雑菌から守り炎症を防ぐ働きをします。私は産院で、胎脂が剥がれ落ちるまでの1ヶ月ほどは、スキンケアは必要ないと指導されました。

【2~3ヶ月】

皮脂分泌が盛んな頃です。この時期のスキンケアは、しっかり汚れを落とすこと。乳児湿疹ができやすい時期なので、お風呂では、ベビーソープを泡立て、顔や頭を丁寧に優しく洗いましょう。保湿は基本的に不要です。

【4ヶ月~2歳】

ここからは乾燥対策。熱すぎるお風呂は、皮脂が流れ、乾燥を促進します。冬場でも40°C未満のぬるめのお湯がいいでしょう。乾燥が進んでいるときは、ベビーソープの使用を控えます。お風呂から上がり、体をやさしく拭いたら、すぐに保湿。室内の乾いた空気にどんどん水分が奪われてしまうため、5分以内が目標です。
秋や冬は、ローションよりクリームのほうが保湿力が高く、おすすめです。

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暖房をつけたら湿度に気を配る、入浴後は速やかに保湿!
赤ちゃんのキュートな笑顔を保つため、乾燥から守ってあげましょう。